真夜中のオルフェ
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真夜中のオルフェ

ビリー・バリバリー

魔性で天然なのに繊細

2019年5月16日
表紙がきれい。ストーリーも良い。キャラも良い。悪いトコない!
3話までは、一紫の不眠症…ならぬ悪夢に倒れるほど心身共に疲弊しているのを和深が救うお話。そして、4話は父親登場で、共に悪夢に苦しみ、一紫と共鳴した夢を見る。。
トラウマと夢が軸になっているのですが、トラウマは酷いものではなく、愛がある悲しいものなので、ちゃんと読んでる人も救われます。
ラブもちゃんとあるのですが、家族愛が濃いですね。ラブはそんなに深いものではないけど、お父さんのトラウマは深かったな。悲しいのは愛があるからで、愛があるから悲しみ続けなければいけない、と思い込んでいたり。。
そんなストーリーもありつつ、一紫のど天然と魔性なキャラや、同僚も面白い。みんな、なんの偏見もないのは、オネエ言葉のくぅちゃんのおかげか?!?!
フツー30男の甘え上手なんてうっとおしいと思うんですが、天然キャラのおかげか許してしまう…。
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