キミに言えないことがある
」のレビュー

キミに言えないことがある

もふもふ枝子

「普通」とか「正しい」とか「幸せ」とか

ネタバレ
2019年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が大好きな作者さん。今作は主に攻めの恭介が抱く性的マイノリティーとしての葛藤がテーマですね。すっごく丁寧な心理描写と細かい設定と魅力的な絵に☆5付けたいところなんですが、今回は甘めに付けて☆4です💦なぜなら!!いかんせん攻めの言うところの「正しさ」への異様なまでのこだわりに最後まで全く共感できなかったから💦個人的に「こうあるべき」みたいな自分の価値観にがんじがらめになっている人が苦手みたいです。ただ、作者様曰く恭介は「めっちゃ弱い攻めを書きたい」という気持ちから生まれたキャラだそうで、そういう意味では大成功。作者様の思惑や描きたいことは思う存分に描かれている力作だと思います。そしてそしてやっぱりもふもふ枝子先生の絵は大好きだなという事は再確認できたので次回作も絶対買っちゃう💕※修正は白抜き。
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