公爵令嬢の嗜み
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公爵令嬢の嗜み

澪亜/双葉はづき

こんなに読むのが辛いつまんない本はじめて

ネタバレ
2019年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全てを失っても頑張り屋の姫様のストーリーかと期待。
まず登場人物みんなが自分を助けてくれたご主人様1番一辺倒で主人公を誉めすぎ、作者の力量で魅力的なセリフでこいつできる!とは思うとこなく笑陳腐といえば、女神の前髪が短いなんてのもあったなぁ。

読者は、数人の孤児を昔助け屋敷で使用人として働かせてるだから素晴らしく、連れてきてもらえたみんなはご恩に答える、ライトノベルでこの境遇、昭和の漫画?孤児院とかも文章力の代わりの読者へのリードが怪しすぎ。そんな単純じゃないと思う。終始褒めて褒めてにページを割きすぎ苦笑
主人公の頑張りを作者が文章にのせて、読者にいかに主人公は凄いかを決めさせて欲しいなぁ。

領民のためたくさんのことをやっている風だけど、それぞれの説明が非常に浅く、全ての改革がさらさらっと数行ですすみ、ト書きを読んでいるよう、苦痛。
何をしてるかを具体的描写は皆無、仕事のできる下々へ丸投げしたのなら、その下々が作り出すための苦労話もなく、その穴埋めは姫様の山のような書類仕事の決済と言う表現に終始、ただ机上決済で主人公は大変ということで、周りは気をもむ、それで何冊も持たせるってのは凄いけど。

主人公の能力最たる経理関係についてのうんちくくらい、せめてもう少しあっもいいと思う。どう割り切って読めばいいか、リベンジものにしては弱い。全然誰一人魅力が見えない。登場人物は、気配を消すのが上手い人多いけど、はい、本の中でも全員消えてます。

同じような場面タイトにしたら一冊で終わるもの笑笑。はーお金失ったよー( ; ; )何度も読みたい本を買うのに、二度と見たくない、本末転倒です。

ライトノベルと言いながらも、私は骨太だと思えるのも沢山あって読んで楽しかった。ここが最悪ラインと信じてるけど、あー悔しい、どーしよ、大人買いしたからまだ数冊残ってる、でも、泣きたいくらい読むのが拷問、ダメ、ほんとつまんない、これ、私の結論なだけだけど。
高い代償払ったなぁ。本棚に残しとくのもやだなぁ。でも、途中でいいや、時間が勿体無い。
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