華なりと
」のレビュー

華なりと

倉科遼/月島薫

うーん

2019年5月26日
舞妓になるまでのサクセスストーリーですが、終わり方が中途半端ですね。
主人公の恋愛も内容があるのか、ないのか…。恋愛も主人公が舞妓になるための通過点に用意された出来レースのようです。ドジっ子から舞妓魂までのふり幅が激しすぎて(それも劇中コロコロ入れ替わる)、キャラ立ちがしっかりしていない印象があります。4巻の中で展開させるには強引過ぎなのかな。ライバルがいるのもいいのですが、急に恋敵になったり今日の敵は明日の友になったり。終始落ち着かない感じです。
テーマはいいのですが、読んでると疲れる感じでした。
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