身代わりの薔薇は褐色の狼に愛でられる
」のレビュー

身代わりの薔薇は褐色の狼に愛でられる

白ヶ音雪/DUO BRAND.

読みかえし

2019年6月4日
最初読んだ時はまだ完結してなく、えっ、こんなとこで終わるの!?早く続きが読みたい!と、新刊を楽しみにしてました。最近読み返してみて、やっぱり面白いな〜と思いました。この作家さんの小説の中では一番好きなお話です。
最初こそ、誤解があり手酷く扱ってしまうヴァンですが、自分の過ちに気づき、ローゼをとても大切にします。そんなに溺愛されているのに、肝心のローゼは嘘をついている負い目や自分に自信がないのもあり、なかなか気付きません。それでも互いに相手を大切に想い合うのは読んでいて微笑ましく、ほっこりします。登場人物それぞれにつらい過去があり、胸が痛くなる場面も多々ありましたが、それでも読んで良かったと思えるお話でした。おすすめします!
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