狐の嫁取り
」のレビュー

狐の嫁取り

東野海

刹那なスタート😓

2019年6月4日
東野海先生の
『狛犬の花嫁』を 以前 読ませていただい時に
ヒノエさんとカヨウさん夫婦が少し登場していたので
気になって購読させていただきました

本書の説明文を読んだ時は
カヨウさんが《極悪非道》と書かれていて
さらに《妻の前で犯され》とあり……
「え〜〜〜!」ッと少しムカつく感じの物語なのかな⁉
と思いながら読み始めたのですが

確かに初めは カヨウさんは《極悪非道》な 嫌な妖狐
と思えるように描かれていました
でも読み進めるにつれ私には優しさが見えてきて
とても刹那な感覚に囚われてしまいました

結果的には子も授かり幸せな家族を築けるようで
温かい気持ちを抱くことができました

そんな物語の中で私のツボにハマったのが
母であるヒノエさんの体調に応じて
お子ちゃまが溶けちゃったりするのですが
そのお子ちゃまが
宝石を食べちゃったら毛並みがツヤツヤ元気になったり
金塊を食べようと狙っていたりするところが笑えました

『1巻』では未だ お子ちゃま の 名前が記されていないので
『2巻』で 名前が発表されることを期待しています (^ ^*)♪

最終巻まで次巻配信を楽しみにしています
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