このレビューはネタバレを含みます▼
哀しい。
人は弱いから、自分を認めて動けない人も
怖くて認められない人も、一人じゃ動けないよね。
何もない空間のくだりが・・・すごく共感できた。
目の前に浮かんで、心が哀しくて苦しくて
自分のことに置き換えて涙が出てきた。
最後はどうなるか、読者のそれぞれの想像なんだろうけど
誰もが失敗を望んで結婚なんかしないだろう、ことをわかって
愚かな嫁がもっと愚かな親を止めてくれたらいいなー
まわりまわって、もっと娘が傷つくことに気付いてほしいな
って願います。
なかなか拾い物の1冊だった。