ネタバレ・感想あり37℃のレビュー

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うわーこれ好き
2021年8月29日
これは映画化してるのかなと検索してしまった。一冊で様々な葛藤が上手く描かれてて、非常に満足できる。
読んですぐだけど再読したい。
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読後の余韻が強い!!!読者を選ぶ。
2021年1月15日
(小説、読み切り???y)。

いやぁーーー、、、これは。。
久々に、グッとくる読み応えの作品。

これは、続きがあるのか!?
ないなら、かなり勇気のあるBL小説。
幸せ好きな女性読者なら、どうしてもわかりやすい幸せエンドを求めてしまいますが、これは??

既投稿monoさんに座布団3枚!!
俎上の鯉は二度跳ねる、
言われてみれば、確かに!!!

複雑で、マイノリティには楽にいかない、リアリティある心情を描写したストーリー構成で、大好きな作品です。
すっごく先のお話が欲しいのに、この余韻を残すラスト自体にものすごい魅力がある。
まるでよくできた映画のよう。
力量がないとできない難しい作品ですが、その点の魅力が本作と共通していると感じます。

はぁ〜〜。。。。。
読めて、よかった。
続きがあるなら絶対、絶対、読みたい!!!
でも、続きがなくても物足りなさ?不満?を感じない、すばらしいお話です。

わかりやすいハピエンを読みたい方には、疑問が残ってしまうかも。
余韻を残す終わり方
ネタバレ
2020年11月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小説は数日かけて読む方ですが、この作品は先を読みたくてたまらずに一気に読みました。
最終的に野田の離婚問題がどう決着するのか描かれていないのは残念だったけど、若杉と2人で乗り越えてくれたと信じたいです。
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空気感に酔える人のみにオススメ
ネタバレ
2020年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は、で綴られる静かな文章の物語。
受けは魔性の男で包容力のある攻めを振り回します。
でも、その様子が受け目線で静かに綴られるので物凄く不思議な世界観です。
受けは真剣に攻めの事を思っていたり真剣に悩んでいたりしての行動なのは受け目線なのでわかるのですが、なんでそんな事を言う…ということが多々あります。
かの名作BLの「俎上の鯉は二度跳ねる」の修羅場と張り合える修羅場を久々に見ました。
この作品、イライラする人もいるのわかりますが好きな人には凄く刺さる作品です。
読んだ後に作品を思い返して悶々とするのが好きな人はきっとお好きかな、と思います。
2人の愛で乗り越えていくと信じてる!
2020年6月7日
これは評価が分かれるのは無理ないかな〜と思いました。私は作家買いで、受けのモダモダ感と攻めの執着溺愛がたっぷり堪能出来ましたので文句なく最高ランクですが、ラストがよくあるBLのハピエンではなく、不穏な感じで終わってますので、苦手な方もいそうです。私としては、受けの性格上、大大円で終わるのは嘘くさいので、リアルなラストとしてこれは全然有りでした。攻めの包容力がこれでもかってくらいありまくるので、何があっても受けの幸せは保証されていると思います!!
これは深く読みたい人に読んでほしい。
ネタバレ
2019年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 哀しい。

人は弱いから、自分を認めて動けない人も
怖くて認められない人も、一人じゃ動けないよね。

何もない空間のくだりが・・・すごく共感できた。
目の前に浮かんで、心が哀しくて苦しくて
自分のことに置き換えて涙が出てきた。

最後はどうなるか、読者のそれぞれの想像なんだろうけど

誰もが失敗を望んで結婚なんかしないだろう、ことをわかって
愚かな嫁がもっと愚かな親を止めてくれたらいいなー
まわりまわって、もっと娘が傷つくことに気付いてほしいな
って願います。

なかなか拾い物の1冊だった。
まるで純文学を読んでいるよう。
2018年11月6日
初読みの作家先生です。凄いと思いました。人を愛する表現が痛くて、切なくて苦しくて…泣けてきます。文体の素晴らしさ、他に類をみないBL作品だと思います。私はBL作家様で愛してるのは、凪良ゆう先生、木原音瀬先生、榎田ユウリ先生なのですが、この先生も是非、これから愛して行こうと思います。
読み応えのあるお話でした
2018年5月12日
心が痛くなるところも所々にあり、読んでてちょっとしんどかった。うまく行きかけても、このままうまく行くはずが無いと思ってしまって、読み進めるのが恐かった。。。でも、読み終わったあとはしばらく余韻に浸ってぼーっとしちゃいました。好き嫌いは分かれそうですが、それほど素晴らしい作品でした。
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これは好みが分かれそう
2018年5月11日
BLノベルらしからぬシリアスな作品。
エロもありますが、描写はサラッとしているので、まるで普通の恋愛小説を読んでいるようでした。
ゲイであることに罪悪感を抱く主人公。前半はその心情が痛々しかったです。
後半は穏やかなシーンもありますが、現実はそう甘くないものですね。
余韻を残す非常に印象的なラスト。これには好みが分かれそうです。
友人の堀越のある台詞が、そのまま作者の作品に対する思いにも感じられました。
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映画でも見たい
2018年5月6日
心情が丁寧に描かれてて、小説ならではの魅力がいっぱい。でも映像もみてみたい。それぐらい素敵でした。
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読み応えのある作品
2018年2月13日
ゲイである自分を偽り結婚した妻と別居中の銀行マン(受)とゲイの演劇脚本家(攻)の10年愛。200ページ弱と決して長くはない作品ですが、本当に10年分の重くて切ない二人のストーリーが詰まっていました。余韻の残るラストまでストーリー全体がまるで若杉が書いたシナリオのような切なくて読み応えある作品でした。
30代の再会
2015年11月17日
寂しがり屋の男と臆病な男の恋

30代半ばのカップルの再会
シリアスな内容と文学的なかための文体。

野田の独白で話がすすめられるので、若杉の心情はセリフや行動、後半に出てくる若杉の著作で知ることになります。
読み手は、野田の気持ちの変化に合わせて若杉の人物像を読み取るため、若杉をつかみどころがない人物だととらえることもあるかなぁと思いました。
そのじれったさが、野田の若杉へのこもった熱のようにも感じられました。
作家さんがとても気に入っている作品ということです。
ネタバレはしませんが、続きを妄想させるラストがとても良かったです。
暗い余韻を残すものの良いストーリーでした
ネタバレ
2021年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何となく開いて読んでみたら思いの外良かった、という感想です。BL小説を読むのは2作目なので他と比べようもないのですが、あまりBLというのを意識させず、恋愛小説の体で読みました。
文体がとても好きなので、作者さんの他の作品も読んでみたいと。
冒頭では若杉の方が野田を振り回すのかと思いきや、散々に翻弄するのは野田の方で、若杉はとにかく辛抱強く一途に野田が自分を見てくれるのを待っている。それこそ気の毒な程に。語りは終始野田なのですが、若杉の方にだいぶ肩入れして読み進めてしまいました。若杉の純情が届いて本当に良かったです。
主人公の野田の家庭の問題は解決しないまま終わるので、ラスト近くまで不穏な空気に包まれたまま。
そこがこの作品の良いところなんでしょうが、何とも言えない余韻を残した読後感でした。
受けの自己成長物語
ネタバレ
2020年1月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感情に疎く世間体を気にするあまり結婚までしてしまった受けが、攻めからの一途な愛を受け取って、ゲイ志向と攻めへの愛を肯定して、自身と人生を変えていく成長物語。敬虔な両親の教育からの反発?でマゾ志向になったということだが、後半で両親との対峙は全く無いし、攻めが寂しがりやになった背景も語られないまま終了。妻の事故に対応する前に話が終わったのも後味が悪い。伏線が拾い切れてなくてモヤモヤ。心が血を流す恋愛、お互いが魂から惹かれ合う相手であると、切々と分かる文章と内容が共感できて高評価なんだと思う。特にラストは、受けの行動が以前の逃げて自己中心的なものとは変わり、攻めへの愛に溢れていてとても良かった。
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私は好きでした。
2019年3月19日
終始野田の1人語りです。純文のような文体が好ましく思いましたが、人によっては退屈かもしれません。
人物として、野田は離婚も妻から言い出すまで行動せずですし、若杉を混乱に追い落とすことしか言わないのは意味不明で、何がしたいんだかわからないなーと思ってしまいます。
若杉は野田ゲットの為に頑張ったと思います。美形の表現は嬉しいですが若杉の魅力はそこよりも一途なとこですかね。性格とかキャラ的には若杉は美形だけど普通感覚の男子ですね。
あと、32歳はそんなに疲れたや枯れたとか老いみたいのを出す歳ではないかなーと…どちらかといえば男盛りでは?と思いました。
また、最後の一波乱も刃傷沙汰とか期待しましたがそうではなかったので多少、拍子抜けしました。でもそうじゃないとこがリアルなんですかね?
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濃いお話でした。
2018年9月18日
若杉が何故どの様に至って「淋しがり」なのか最後まで分からないままでした。けれど若杉が野田を好きで、野田の心の深い所に重い黒い闇の様な部分を感じたからか「変わって欲しい」と心から想っていたのがラストに繋がって良かったです。
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リアルですね💦
ネタバレ
2018年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんとリアルにありそう。嫁が薬飲むほどショックだったってのは、なんで次がいるのに?という感想もあったけど、わからなくはないかなーとも思う。同じ女なら理解の範囲でも、男となると、しかも散々子供出来なくてレスもあって悩んでて、周りからのプレッシャーとか苦しみつつも消化してきたのに、だったら何故自分を選んだ?って遣る瀬無い怒りと虚しさとか押し寄せそうだから、そこで嫌がらせというか夫を苦しめたいって気持ちになってやっちゃうかもって思った💦そんなこんなで、個人的には、BLは切なくても甘々とハピエンが好きなんで、今作はとてもリアルでこのまま映像化出来そうな力作とは思いつつ、二度読みたい内容ではないかなぁ…。
重かった
2018年7月14日
ストーリー面白かった。文体が気持ちをずっと綴っていくような書き方で、下手な書き方をされると読むのが嫌になるのに、そうはならなくて、恐らく上手なんだと思う。ただ、私の好みが湿っぽいのは嫌なので、その分マイナス1にさせて貰いました。BLは明るく楽しく愛があるお話がいいなー。
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リアル過ぎて悲しくなってしまった。
2018年6月25日
ノンフィクション寄りな重めな内容でした。終わり方もリアル過ぎて…個人的には、二人ともキツい事をひとつひとつ解決しようと向き合ったのだから、最後はもっと甘くまとめて欲しかったです。
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ヘビーでもリアル
2018年5月18日
なんだかんだで理解があってゲイのカップルでも結ばれるハッピーエンドの話が多い中で、とてもリアルな感じがしました。
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リアルでありそうなお話
ネタバレ
2018年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 文芸書を読んでいるみたいでした。受け視点で進められるお話ですが、途中読んでてだるくなることがありましたが読み応えはあります。家の宗教からかどうかは分からないけど(素地はあったと思う)世間では赦されない恋というものを受け入れられない思いが強い受けが、うだうだ悩んで結局は開き直れるまですっごい時間食っちゃったよね~っていうお話かな。赦されない。だけど赦されたい。受けにとっては唯一赦してくれる相手は攻めだけだったんだろうと思います。最後の方は甘えちゃってるもんね。それにしても女の行動とは不可解で、別れると決まった旦那の素行調査ってどうなのかな~。そんなあさましさも物語のスパイスなんでしょうね
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心情に重きを置いたエンディング
2018年3月10日
感情の起伏が少ない心の機微を解さない男が、人の心を奪う端整な美貌を持った淋しがり屋の男に激しく求められ、十年の空白期間を経て再会、自身の想いを認識する。なんとも繊細で儚げなムードに読むのを止められませんでした。
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193ページ
ネタバレ
2018年2月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 簡単に言うと10年振りの再会愛。
細かい描写で、わかりやすかったです。
攻はモテ男なのに、受に執着する様に萌えました。
読後感はあまり良くなかったです。
と言うのは、この先に起こる修羅場が想像できたから。
それでも攻の側にいると決心ついただけ、まぁ良かったですが。
濡れ場はエロくありません。
考え方が全く違う二人が、年月を経て歩み寄る様をじっくり読む作品でした。
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再会
2019年12月12日
自分をふった相手が本当は未練タラタラで
再会してさやに収まるお話です。
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オチは?
2019年7月20日
終わりが中途半端に思いました。 肩透かしを食らった感じ。もう少し続きが有っても良いと思いました。
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しんどい
2021年9月9日
私は、と終始一人語りで進む。一人の男を振り回して、自分の心と向き合おうとしないところにイラっとする。いつまでも離婚をちゃんとしないところでストーリー展開よめるんだけど、それを最後まで長々と引っ張るから途中でもう読み飛ばしてしまった。
軽く読めるハピエンがお約束のBL小説とは全く毛色の違う作品。
いわゆる純文学っぽいけど、それにしては登場人物の心情などの表現が浅いし、中途半端。その後の展開を想像させる終わり方ってのも、こういうのいいでしょ?感が拭えない。
設定は悪くないのに、もうすこし楽しく読める作品だったらよかったのに、と思う。読者の好みが真っ二つに分かれる作品。
私も高評価に惹かれて読み始めましたが…
2019年2月12日
半分読んだところでギブです
BLなのに純文学のような堅い言い回しな文が多くて、何度も寝そうになり、ちょいちょい文章も飛ばし始めてしまったので諦めました…。
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高評価に惹かれて読みましたが…
2019年1月22日
うーん…悪くはないですし、胸を打つ所もありましたが、受けの野田さんが好きになれない。闇が深く周りを傷つけます。恋人も、どうしたいんだ!と傷つきながらも彼に必死で訴えかけます。やっと素直な気持ちを出せて、両想いとなりますが、奥さんと別れないので実質不倫のまま。どうなってんだ?何故別れない?と思っていたら最後に…。なんじゃそれはな結果に。まーそうなりますよね。いつ家に帰ってきて濡れ場に鉢合わせしてもおかしくなかったですよ。実際。読後最悪。
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なんだか…
ネタバレ
2018年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中まではとても良かったです。しかし最後がとっても嫌です。新しい相手がいるのに何故薬を飲んだ?嵐の前に突然終わった!という感じで最後ガックリです
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イライラしかない
ネタバレ
2020年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受けがいつまでも妻と別れないでダラダラしていて、挙げ句の果てにほら見たことかという事態に。何度傷つけられても一途な攻めがただただかわいそうだし、終わり方もうんざり。なんだこれ。読んで損した。
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作家名: 杉原理生 / 北畠あけ乃
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 大洋図書
雑誌: SHY NOVELS