結婚という名の檻の中で
」のレビュー

結婚という名の檻の中で

ジュリア・ジェイムズ/麻生歩

麻生作品の新境地

2019年6月19日
麻生先生のキラキラした絵が大好きで作者買いです。他の方も仰っていますが、いつもの麻生作品と愛についてのスタンスが男女で逆転しています。金策の為に自分に好意を向ける人との結婚を考えるヒロインは、あれ?いつもと違う?と感じつつ、現実味があって新鮮でした。
古くから伝わるお屋敷の維持管理や、代々続く名家、上流社会の壁など題材もHQならではです。
麻生先生はヨーロッパが舞台の作品が特に相性が良くて素敵だと思っているので、本作もお勧めですよ!
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