さぁ、ラブの時間です!
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さぁ、ラブの時間です!

上杉可南子

なんとか完走

2019年6月19日
他の方と同じ様に私も、最初でぐっとつかまされ、酒盛氏の途中の迷走加減に何度も離脱しかけながら、最後は、もうここまで来たからには結末を見届けてやる、と意地になって完走しました…
まだ何も読んでない方にオススメできるかと言えば、かなり微妙…やめといたほういいかも。
離脱のピークは酒盛氏が作家秘書と同棲しかけてた所。
読み終えての感想は「もはや小夜子が裏ヒロインじゃね?それか酒盛氏がヒロイン?」
何一つ共感の得られる行動はとってないのに、サイコパス小夜子のこの扱い。途中から、主人公のみずきが現実離れした菩薩的対応し過ぎてて、本来の彼女の良さが消えちゃってたのが本当に残念。もうちょっと人間的に主人公的に描いて欲しかった。
最後はハッピーエンドで丸く収めてるけれど、なんかもやもや。
迷走&小夜子に割いたストーリー分と、酒盛氏とみずきの2人に割いた分とのとの分量のバランスが逆なのがが敗因では。なんでも菩薩みずきで解決し過ぎ。本来の2人の行程をもっと丁寧に描いて欲しかったー!もったいなーい!
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