桜花姫のおいしい身の上
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桜花姫のおいしい身の上

来栖千依/ゆき哉

なんちゃって

2019年6月24日
なんちゃって平安時代すぎて所々ツッコミを入れたい。
そもそも平安時代の食事はそこまで質素でもないはずなんだけど、平安時代のどのあたりの話なのかよくわからん。イラスト的には中期以降に見えるけど…ついでに天ぷらなんて当時の中国にもないよ。米粉をネタに付けて揚げる料理法の記録はあるらしいけど、それは天ぷらか?食用油をどうやって手に入れた。唐菓子用の胡麻油?それとも灯り用の油で揚げたの?荏胡麻油なら駄目なことはないだろうけど、高すぎでしょ。
筑前煮とか料理名出してるけど、料理名ついたの文禄の役だから400年くらい後じゃね?とか…
お話は内膳司との確執が唐突すぎて引っかかった。色々画策していた割には、ヒロインに対しての対応が唐突に杜撰になっていて落差が酷い。
いずれにせよもう少しお話と舞台背景を練ってもらいたい。
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