このレビューはネタバレを含みます▼
高校生の掌くん。母親の精神が不安定なせいで転校を繰り返す気の毒な子。幼い頃からある自分の中の破壊衝動を、一度だけ解放したいと思っています。その矛先として見つけたのがシャッター街にある文具店の店主蛍さん。彼は元カレに捨てられて傷が癒えていない。お互いが別の思惑で近付いた筈なのに、いつの間にか気付けば相手のことをを考えている。特に掌くんは破壊衝動以外の気持ちを抱いたのが初めてで戸惑いが強かったです。
不器用で歪で遠回りだった2人が、これから先もずっと一緒に居られるラストに心底ホッとしました。