僕の名前は「少年A」
」のレビュー

僕の名前は「少年A」

君塚力/日丘円

良作

ネタバレ
2019年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良い作品だと思うけど、どうしても、もっと胸がスカっとするぐらい真実が認められて欲しかったと思ってしまう読後感。結局警察が何も認めず、公的には何もひっくり返らない。ヒロインの彼女による警察や世間への自白のシーンはない。だと、結局少年と加害者遺族だけがバッシングされて、誰かはその後ろに守られてる、の構図は変わらない。どちらが現実味あるラストなのかは分からないけど、個人的にはもうちょっと勧善懲悪な結末を求めてしまいモヤモヤが残りました。
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