アンチアルファ
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アンチアルファ

奥田枠

オメガとしての葛藤

ネタバレ
2019年7月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 上代がオメガとしての理性と葛藤する様がとても丁寧に描かれていました。心は嫌なのに身体は求めてしまう、そんな心さえも欲しいアルファの瀬名。とてもわかりやすいテーマですっと入っていけました。
個人的には叔父さんがツボでした。どのシーンもオメガを犯 してて、アルファとしてオメガを絶対服従させるという強い芯が感じられました。
残念だったのは、特に大きな出来事もなくすらすらすらと物語が進んでいってしまったこと。紫苑と瀬名が出会って惹かれてしまうとか、書き下ろしの叔父さんに迫られるシーンを本編でもっと掘り下げたりしてみたらもっと面白かったと思います。
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