若葉の
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若葉の

橘紅緒/北畠あけ乃

もどかしく、切なく、ピュアなお話😊

ネタバレ
2019年7月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 明るくイケメンの真里谷と、ちょっと人とズレてて掴み所のないナッちゃん。正反対の二人。だからこそ二人で過ごす時間は、楽しく特別な時間。

そんな二人の前に現れた藍沢さんが引き金になり、真里谷の中でナッちゃんに対して、友達としての独占欲とは違う感情が芽生える。そして、その感情の正体を自覚する少年期は、もどかしく切ない。

恋期では、主に、ナッちゃんサイドの心境の変化、成長が描かれていました。友達と恋人の違いを知り、それを模索し、自分の気持ちと向き合おうとするナッちゃんは可愛く応援したくなる。

二人の感情の変化、想いが重なるまでが、2巻かけて、ゆっくり丁寧に描かれている作品。二人の想いが、ようやくリンクした時の、二人の幸せそうな笑顔が微笑ましくて、もっともっと、この先の二人が見たいと思いました😊

原作の橘先生は【セブンデイズ】の原作もされてるんですね。
この、もどかしさ、切なさ。なるほど納得の作品でした😊
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