マリエル・クララック
」のレビュー

マリエル・クララック

桃春花/まろ

5巻まで読みました。

2019年7月14日
5巻まで読みました。
主人公マリエルの人生を楽しもうとする姿勢が好きです。悪口を言われても蔑まれても、それすら面白がり自分の小説のネタにしてしまう前向きで、良い意味で図太いところが爽快です。人生は自分自身のものであり、楽しくするのは自分の気持ち次第なのだと改めて考えさせられました。
しかし3巻くらいから、ん?ん?と思う箇所が増えてきました。
マリエルの無鉄砲過ぎるところ、えらそうに意見を言い過ぎるさし出がましさ、何も大したことはしていないのに自分は賢いと能力を過信しすぎているところ、皇太子殿下にまで謝らせる無礼さなどがだんだん不快に感じてきました。なんでそんなにえらそうなの?と感じ、主人公に好感が持てないと感じる場面がいくつもありました。
さらに、ところどころ話の辻褄の合わない部分も出てきました。
残念です。
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