菜の花畑のむこうとこちら
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菜の花畑のむこうとこちら

樹村みのり

うーん

2019年7月27日
正直者が馬鹿を見る、とレヴューしている方がいらっしゃるので読んでみました。

これ、行間というか空気を読む力が問われる作品ですね。空気というのは単なる同調圧力ではなくて、言動の動機を察する力だと個人的に思っています。表面的な事だけ見て全てを理解した気になるのは勿体ない。正直者が馬鹿を見ただけの作品ではなくて、その正直さが尊いという事を直接口にはしないものの認めてくれているように感じました。実社会でも言葉の裏を読み解くのは難しいけど人間性を理解するには不可欠ですよね。
難しいです
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