このレビューはネタバレを含みます▼
好きな作者さんだったので楽しみに読みましたが、今回は私の好みに合いませんでした。
失恋の痛手を癒したくて行ったカフェ…のはずが間違えて入った店で出会った涼子と蒼真。そのまま二人は一夜を共にします。二人はそれきりのはずでしたが、涼子の転職先で再会します。涼子が黙って姿を消してから、涼子を探しだし、涼子の会社の取引先だった蒼真はあらゆる手を駆使して涼子を手元に置くことに成功し、更に同居まで決めてしまいます。しかもそうまでした理由が身体の相性が良かったから。職権乱用甚だしく、傲慢なやり方に驚きでした。ラストはこんなにも好き好き、と二人は盛り上がり、お互いに好きになった理由は身体の相性だけじゃないと告白し合いますがイマイチ共感出来ませんでした。胸キュンポイントがあまり無いまま終わってしまいました。