ご主人様は傲慢な愛の獣【かきおろし漫画付】
」のレビュー

ご主人様は傲慢な愛の獣【かきおろし漫画付】

美波はるこ

一輪のバラ=あなたしかいない

ネタバレ
2019年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 茉莉花が正明を受け入れるのが多少早い気がしましたが、それ以前に「自分はあの人の特別なんだってどこかで思っていた」というモノローグがあるのでお互いひとめぼれだったのかもしれません。
前半は正明の「いじわるで傲慢」な性分がさく裂、思いが通じ合った中盤からは「筋金入りのロマンチスト」ぶりの本領発揮。彼の表情もどんどん柔らかくなっていきます。
(自分的には初回のきつめの顔つき&髪型の正明さまが一番好き)
結婚申し込み時に手にした一輪のバラに込められた意味が本作のテーマなのだと思いました。
二人のやり取りや個性的なわき役陣も楽しい作品、
TL要素なしで結婚後のお話も読んでみたいです。
本編は余裕なく終わってしまったので描き下ろしまでを含めて一作品といった感じがしました。
いいねしたユーザ7人
レビューをシェアしよう!