このレビューはネタバレを含みます▼
完結!こうやって、家族になろうよ、につながっていくんですね!最終巻はふたりの卒業式とか、まぢで泣けました!!高校3年間、巴との深い絆、ふたりが付き合う前のすれ違いの切なさ、付き合ってからも同性同士であること悩みながら、でもお互い想いあいながら過ごしてきたことが丁寧に描かれて終わりも綺麗で本当に神作かと!
家族になろうよ、の過去編!すごく良かった!青春、純愛、また読むことで家族になろうよではもやっとした巴が亜弓ちゃんを預けて海外に行ってしまうというとこも少しは解消されるかと(読んでいくと和馬、千秋、巴の兄弟のような関係性、3人の深い絆がよく分かる)、あとは亜弓ちゃんのお父さんも出てきます、めっちゃいい人。こちら読んだ後、家族になろうよ読み直したらめっちゃ感動します!ふたりがこんなに成長してる!こんなに幸せでいてくれてる!家族にも認めてもらえてる!みたいな。
もしはじめて読まれる方がいたら、私個人的にはいつか恋になるまで→家族になろうよの順番で読むことをおすすめします!より深く読めるはず!
一途で優しくて穏やかな千秋×男らしい和馬のお話。和馬のことがずっと好きな千秋には一途できゅんとくるし、和馬くんは家族になろうよでも可愛いと思ってたけど、いつか恋になるまではひたすら可愛い!笑
和馬は彼女もできて普通の男の子っぽい感じだけど、千秋の純粋な想いに段々と惹かれていく感じ(幼なじみだから元から好意はあったと思うけど)。しかもえちの時がひたすら可愛くて可愛いくて。普段はかっこいいのに千秋の前だと照れたりして可愛らしくなる表情にはほんとにきゅんとくる!
千秋は和馬が彼女と付き合ってるとき、自分もずっと好きだけど同性だから好きだと言えなくて、それがすごく切なかった。修正は白抜き。えろ多めで、えろない場面でもふたりがいちゃこら甘々してるのがとにかく初々しくてえろい。付き合いはじめて段々と甘々してくる2人もたまらないです。
思春期の微妙に揺れる気持ちと不安定な感じ、それでもお互いを想いあうこと、自分達の未来はどうしたらいいのか、の悩みながらふたりの過去を丁寧に描いてる感じです。すごく良かったです!