灰の月
」のレビュー

灰の月

木原音瀬/梨とりこ

痛い

ネタバレ
2019年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の作品は以前に読んだものがあまりに痛々しくて駄目で……今回も痛々しくはあるのだけれど、受けは気持ちの方向がはっきりしているし、それを受け入れない攻めも理由がはっきりしているので(ノン気攻めってこれだよなといっそ清々しかった)、そのすれ違いや距離感の縮まり方など興味深く読めました。ただ、受けの扱いがあまりに酷くてそれは本当にキツかった。これを純愛やハッピーエンドとしてしまうのは…正直抵抗があります。「終わりよければすべて良し」では片付けられないと思う。
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