片想いとパレード
」のレビュー

片想いとパレード

みよしあやと

片想いが切ない

ネタバレ
2019年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 久々に読んでいて声を出すほど号泣しました。
幼馴染ものです。
主人公の東馬が好きなのは、幼馴染みの鷹也でなんと彼女持ちという辛い状況から始まります。
気持ちを隠しながらも好きを辞められない東馬、気持ちが溢れて止まらない感じが涙を誘いました。
女子の登場人物が意外としっかり物語に絡んでいてBLでは珍しいかもしれません。
特に上巻は彼女の存在が主人公を苦しめましたし、下巻で別れた彼女が件のカップルとハチ会うシーンも見ていて苦しかったです。
先輩の妹も、良き同士として東馬に喝を入れてくれる存在だったのも良かったです。
最初から最後まで、鷹也の天然なのか敢えてなのかわからない無邪気な無神経にはイラっとしましたが、片想いの良いスパイスだったので良しとします。笑
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