甘く痺れて抜けない、義兄の棘~駿ちゃん、大好きです…~
」のレビュー

甘く痺れて抜けない、義兄の棘~駿ちゃん、大好きです…~

八重代七瑚

大好きな作品…ではありますが…

ネタバレ
2019年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 連載当初から読みはじめ現在19話まできました。親の再婚で義兄妹となった駿と瑠璃。始まりは現在の時間大学生の二人は秘密の恋人関係。駿ちゃんと瑠璃が現在の関係に至るまでの過程(過去)がこの物語の大きな主軸になっていると思います(現段階では)物語の間、間で過去と現在を行き来し現在の二人が初デート瑠璃が駿と初めて結ばれたのが9話。そこから過去編が続き10話〜12話は瑠璃と親友のあおちゃんが仲良くなったきっかけ。13話からは駿ちゃん目線の過去編に入ります子供の頃から親の喧嘩の様子を見て育ったからかどこか冷めたような子供だった駿けれどそれは表には出さずに周りと付き合っていくのが上手。親の再婚で妹となった瑠璃はおどおどして自分の意見をはっきり言えないような女の子で第一印象はあまり良くなかった。そんな時、一学年下の野水から告白され暇つぶし程度に承諾し、そこから体の関係へ変わる。駿の事が大好きな野水と違い、やはり冷めている駿との温度差が見ていてよくわかります。それは彼女である野水も気づいている。駿が自分にはしてくれない表情を“たかが義妹“でしかない瑠璃にしている事が気にくわなかったのか、裏では瑠璃の事を虐め始める。そして高校受験を控えた頃、瑠璃は駿の通う難関校を目指す為に勉強に励み、合格も夢じゃないと喜んだ矢先。野水から駿との関係を暴露され、誰よりも一番近い存在だった駿が本当は最も自分とは遠い存在だった事を知った瑠璃は志望校を変え、女子高へと進学。これまで駿ちゃんと笑っていた瑠璃が突然、駿の事を避けるようになった事に駿も気づいていて…と。ざっくりとした流れはこんな感じですが、ここまでの流れで、駿と瑠璃のシーンはそんなに多くはありません。物語の構成、描写が丁寧過ぎるのか。いらない部分が多いような気もします。レビューにあるように、過去編に入ってから、野水との行為が多く描かれすぎて、駿と瑠璃の絡みが更に減りました。このままのペースで瑠璃と駿の溝がどんどん広がり、駿の母とのいざこざが入ったりと鬱ゾーンに入っていくとなると、現在の大学生編に戻るのにあと3年は掛かるんじゃないのかな、なんて思ったり。駿ちゃんは嫌いではないんですがそもそも、最初から野水の事を断れば、瑠璃が虐められる事は無いし瑠璃から距離を取られることも無かった。最新19話の野水からの連絡を無視するくらい面倒だと思っているならきっちり別れればいい
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!