愛だというには切なくて
」のレビュー

愛だというには切なくて

中原一也/奈良千春

シリーズ四巻目

2019年8月25日
シリーズ4巻目は双葉がメイン。彼の過去は大体想像通りでしたが、過去の因縁の執念深さは想定以上でまたしてもハードな展開。
舞台の労働者街は脱出を夢見るべき底辺のはずなのに、坂下という一人のお節介な医者がきてからは一部の人間にとっては楽園化しちゃったんですね。でもそれじゃいけないんだ・・・と改めて気が付いてしまった先生。いよいよ次巻からは班目についての話です。ますます深まっている二人の絆がどうなるのか気になって仕方ないです。
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