どこにもない国
」のレビュー

どこにもない国

草間さかえ

草間さん、ならでは

2019年8月27日
どれも一言では言えない、独特の魅力がある作品でした。表題作は、終戦間近の南国と終戦後の日本の空気感の対比や、2人の関係の変化に惹き込まれた。絡みは少ないのに「触れなば落ちん」といった感じの色っぽさがあった。2作目は、想いを秘めたままひたすらに鶴田を想い続けるみっちゃんのキャラがとても魅力的。どれも草間さんならではの一筋縄ではいかない感じの話とキャラで良かったです。
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