このレビューはネタバレを含みます▼
うーん。
主人公(弓削)が完全に女でした...。
まず、男同士で付き合うのが当たり前の世界かのように、
いろんな男が弓削にちょっかいかけてくるのがもう女と同じ扱いです。
常連の田崎が弓削を食事に誘ったのを見て、小野原が庇って注意してるけど、
男同士の食事なんて、庇ったり注意する内容じゃないです。
弓削が小野原と恋愛ごとでうまくいかなくて、縞の前で泣きますが、
男がそんなことでメソメソ泣きません。
「もう....っ、なんなの。小野原さんのバカッ」
って完全女のセリフです。
出だしの靴屋部分の描写は面白いと思ったのですが、恋愛描写増えてくると
主人公の心情が女の気持ちで個人的に全然ダメでした...。
立ち読み部分の“好きな人の顔が見れない”という描写にその要素は垣間見えてましたが、
こんなに完全女とは想定外でした....。＿|￣|○
総219ページ。
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