31番目のお妃様
」のレビュー

31番目のお妃様

桃巴/山下ナナオ

好感の持てるヒロインと思ったんですが。

ネタバレ
2019年9月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻まで読みました。
一芸に秀でただけの見目麗しいヒロインではなくて、好感が持てると思い読み進めてたんですけど、ねぇ。
2巻目辺りから、ちょっと辛くなってきました。

他の方のレビューに、偉そうとありましたが全く同感です。

飴と鞭を使い分けるとしたら、飴があまりにも少な過ぎる!

いくら理不尽な扱いを受けたとしても、妃候補ならば多少なりとも相手に敬意を払って対応すべきなのでは?

色々とゴタゴタがありますが、結局は敵意をもってきた相手をやり込め、見下し、蔑んでいただけのような。

それに、協力や援助を与えてくれた方々に対する態度が、ぞんざいですよね。嫌がらせをしてきた方々には『お礼』をするのに、恩を与えてくれた方々にはお礼はしないんだなぁと。

一番気になったのは、まだ正式な王妃になっていないのに、議会で王の隣に立ち、許可もなく発言していること。
あれって、見様によっては王様が傀儡に見えません?
聡い女性ではなく、ただ自己顕示欲が強いだけの気がしました。

このままだと、イエスマンしか周りにはいなくなるのではないかしら。
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