不憫





2019年9月4日
なんと言ってもヒロインのローランドへ来てからの境遇があまりに不憫でかわいそうです。よく狂わなかったなと。義父のゲスさは吐き気を催すほど、けれどこういう人物が牛耳り出したら現実でも滅亡フラグ立ちますよね。桜井先生の作品らしくソーニャでありながら主人公たちに歪みはなく、敵役が歪みきってるので安心して読めるし読後感が良いです。☆か1つ少ないのはアシュリーの子供時代が不自然な気がしました。それと挿絵の顔が同一人物と甘えないほど違ったこと。だんだん綺麗じゃなくなり、的外れだったり残念でした。けれど桜井先生の作品を読めてすごく良かったです。

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