藍より甘く
」のレビュー

藍より甘く

一穂ミチ/雪広うたこ

一穂先生の話にハズレなし!

ネタバレ
2019年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1冊で、切なさも恋のドキドキも、付き合ってからのラブラブも楽しめます。何と言ってもエチシーンも濃厚で好きです。
大学の同級生の彼女持ちノンケ(暁行)×ゲイ(遙)の話。暁行が遙から告白されるところから物語が始まります。遙はずっと長く付き合っていきたい大切な友達で、嫌いになれないけれど友情ではない好きという気持ちには答えられない、と悩みます。誰にも相談できないので、ブログに吐きだすほどに悩みます。
もう告白されてから、暁行の方は意識しまくりで遙の事ばかり考えてます。遙の方は、ダメもとの告白なのですごく冷静。(本心は違うのよ~)暁行が悩んでいる事も知ってるので、自分から離れる覚悟を決めてるんです。ここ、自分より相手の幸せを願ってしまうこの気持ちが本当せつない!暁行はその時になって、ようやく世間体取っ払って自分の気持ちのままに動き出します。
「藍より青く」では遙視点で、その後の二人の事が語られてます。あとがきの後の書き下ろしは、ラブラブな二人が読めますよ~。











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