閨盗賊
」のレビュー

閨盗賊

沙野風結子/小山田あみ

盗賊の話はあまりなし

ネタバレ
2019年9月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 近代の貿易商ファンタジー、盗賊のお話はあまりなしですが、根底には盗賊の自由さ、たくましさが流れている感じ。それが反対に受の生い立ち、生活の裕福ながらも不自由な部分やつい乱れてしまところを際立たせているようです。手術だけで思い通り、そんなに便利なものがあるのであれば、継母などはもっと大きなことをしてそうなんですが。攻もあっさり手術されているし。と、つっこめば色々ありそうですが、主役二人のやり取りが中心なので気にしないように。小山田先生の挿絵も素晴らしく、イザイが話の印象よりカッコいいので、受を手術していないのもなんとなくわかる気がしました。あっさりしてますが、また読みたくなると思います。
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