うつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生
」のレビュー

うつを甘くみてました #拡散希望#双極性障害#受け入れる#人生

ブリ猫。

なってみないとわかりません。

ネタバレ
2019年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私も著者の方と同じく患ってます。初診からは10年以上にもなり、様々な公的サービスも受けてます。
私はたまたま母が色々申請してくれたので、その恩恵に預かっていますが、知らない方には早く知って欲しい内容もありました。

確かにこの手の闘病記は『こうしたら治った!』が多いですし、家族がどう支えていけばいいのかの情報もあまりありません。そこでこの一冊が助けになると思いました。暖かいご両親で羨ましいです。
そしてどんな人でも承認欲求というものがあり、その一番の矛先が旦那さまだったのだな、と。
依存は病的でない限り、誰しももっていると思います。実際旦那さまも外の世界に依存していたわけですし。
愛されたい対象から拒絶されてしまったら、どうしたらいいかわかりませんよね。

私は主人と知り合ってから発症したのですが、幸い誰にも見られず自傷など沢山ありました。
それもひっくるめて結婚妊娠出産育児…と主人は横にいてくれています。
著者さまも、レビューを読んでる方も、私がラッキーだと思われるでしょうが、そうでもありません。
最近になって他の著書により過去のトラウマと真正面から向き合う流れになってしまい、パニックがひどくなりました。主人にしか話せない内容です。

今はキツイです。
キツイですが、著者さまも私も生きてます。
生きるために助けてくれたり、活力をくれる存在(特に子供)がいます。
まだまだ暗いトンネルを手探りかもしれません。私もです。
しかし重い内容だからこその共感も多々ありました。
まだ吹っ切ったりするのは難しいですが、頑張ろうと思えました。
お辛い話をありがとうございました。
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