虐待父がようやく死んだ
」のレビュー

虐待父がようやく死んだ

あらいぴろよ

全てに共感できる訳ではありません

ネタバレ
2019年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 当然に、全て同じ境遇ではないからです。ですが所々で苦い記憶と苦痛が蘇り、作者に共感してしまいます。DV父とその親族の身勝手な行動に苦しみ、同じ血を引く我が子を“サンドバッグ”にしていた母。子供である自分達に愛情がなかったとは思いたくない。作者のお母様も、女として嫉妬はあったけれど、愛情もあったのだと信じたいです。けれど母親の言葉が、鋭い視線が、呪詛として自分を縛っていると、時折感じます。
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