次に読む、甘々な漫画を手元に置いて。





2019年10月17日
読んだ後、しばらくボーッとしてしまいました。ハピエンではあるけど、ラブラブで終わる感じではありません。2人とも相手を好きで離れられない。でも一緒にいても辛い。それがひしひしと伝わってくる2巻目でした。いくら体を重ねても一緒にいても、相手がノンケだと「女にいつか行ってしまうかも」という不安が拭えない今ヶ瀬。2巻目ではウジウジと悩み、ずっと怖がってて、読んでいて辛かったです。ただ、最後に男をみせたのはノンケである先輩である恭一で、それがかっこよかった!あんなにフラフラしてたのに、いつの間にか今ヶ瀬より男前に見えました。この後2人は、喧嘩しながらでも、なんやかんやで一緒にいると思います。他の方も言ってましたが、これはBLではあるけれど、「恋愛」の漫画です。好きや愛してるだけではなく、嫉妬や恐怖、不安や押しつぶされそうな感情。私は男の人を信じられないところがあり、今ヶ瀬の感じてる不安(相手はいつか目の前からいなくなってしまう)が分かるところがあります。でも、あんなに人を好きになる(執着?)って、生きていてなかなかありません。羨ましいとも思いました。辛かった2巻目でしたが、あとがきの1ページで今ヶ瀬のデレ顔が見れたので安心しました。ただこの本を読んだ後は、甘々なBLを読みたくなります笑

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