手紙物語
」のレビュー

手紙物語

鳥野しの

満たされる

2019年10月20日
タイトル通り、手紙をモチーフにした短編集。この作家さんの作品は、いつも淡々として品があり、少しせつない。
1話目の「苺とアネモネ」は号泣。映画でも小説でも、このテーマに過剰反応してしまう。いつかの記憶が呼び覚まされるのか。
3話目の「日雀」は、『麦の惑星』のまみ太を思い出した。
秋の夜に紙の本で大事に読みたくなる感じ。
シーモアで買っちゃったけど。
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