ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック)
リスノ/富士とまと/村上ゆいち
このレビューはネタバレを含みます▼
異世界料理ものは数あれど、ポーションと調味料を結び付けるなんてちょっとユニーク。食べると回復したり一時的にステータスが上昇するのも、ゲームだと良くあるのにマンガではあまり見たことないので良いです。始まり方もクズ旦那(ってか不倫相手の子供を嫁さんに育てさせるってあり得ねっす)と喧嘩した専業主婦が仕事探してハロワに行ったら転生って、ちょっと見た事無いです。最初は専業主婦歴10年＝何もして来なかったレベル1の人間って、こりゃやべえぞ、クレームが来るレベルって思ったんですが、なるほど。物語を通して主婦業＝お金に換算できる価値ある仕事って言うための布石だったんですね。異世界もので、いきなりチートだったり、ステータスオープンやら魔法が使えるのを神の加護って事で、いちいち説明しない事も多いので、スライムのドロップアイテムが醤油であっても、いつでも食べ頃野菜が実ってる畑があっても、それはそれで有りだと思います。とにかく、ありふれた題材なのに、仕上がりがユニークな作品で、出てくる人達も良い人達なので、自分は満点付けたいと思います。
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