このレビューはネタバレを含みます▼
十年付き合っていた彼女に浮気をされEDになった内科医の高倉と、愛犬を亡くし不眠症が悪化した外科医の伊達が主役の表題作です。
重くはないです。『食欲・性欲・睡眠欲』の三大欲求が満たされずにいた二人が一緒に過ごし解消されるのと同時に、二人が一緒にいない時の渇望も感じられ、伊達先生の目の下のクマが一層セクシーに見えました。
高倉先生の「カリ棒旅行記」は名言だと思うのです。EDの反動で下ネタ方面の迷言が出てしまうという癖が無くなってしまったのは凄く残念ですが、読み返しては爆笑しています。
絡みのシーンは軽め。もう少し糖度高めのその後の二人をガッツリ読みたいです。久賀先生とアナウンサーの赤絵さんのその後と合わせて。
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