大正の献立 るり子の愛情レシピ
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大正の献立 るり子の愛情レシピ

さかきしん

お店の敷居を踏む「良いとこの坊ちゃん」?

ネタバレ
2019年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 古き良き日本の食卓を紹介してくださるのは良いのですが、時々「はぁ?」と感じる場面があって興醒め。
2巻に出てくるお蕎麦屋さんに主人公二人が訪れるシーンで、名家出身らしき旦那様がお店の敷居をがっつり踏んづけて入っていてガッカリしました。
名家出身で売れない作家で貧乏暮らしを細君に強いていて、でも奥様の機転で美味しいご飯を食べて平和かつ幸せに暮らすお二人を描いてるマンガですが、そのシーンひとつで台無しに。人は好いけどダメ亭主になってしまいました。何でこのままオッケー出したのかなぁ。古き良き日本の食卓と丁寧な日々の生活を描くなら、敷居は踏ませないで欲しかったなー。
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