おひとりさま出産
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おひとりさま出産

七尾ゆず

育児編を読んで、感想が変わりました

ネタバレ
2019年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻が発売された時に紙の本で購入したんですが、その時は「はあ?」という感想しか抱きませんでした。おひとりさまで妊娠出産?パートナーは自由人で散財グセがある上に借金まで?例え出産出来たとしても今度は子供を育てていかなきゃなのに、そのことは考えてるの??と。。『子供が欲しい、頑張って産むぞ』という思いが本気なのは分かったけれど、しかし1巻時点では“産んでからその先”が見えてないなという印象だけが強く残りました。
しかし、数年経ちふと検索すると「い…、育児編が続いてる!!!」と驚愕。読んでみると、、作者の覚悟が並大抵のものでなかったと考えを改めざるを得ませんでした。節約節制し、でもここぞと言う時には子供のためにしっかりお金を出す。子供と真剣に向き合い、親として出来る精一杯のことを(時に悲観しながらも)前向きにやっている。参りました。凄いです。そして育児マンガとしてもとても面白い。保育園の洗礼や成長度合いなどには「あるある…!!」と深く頷きました。
タイトルが変わってまだ続いてるみたいですが、ナナオさんとミライちゃんのこの先をまだまだ読みたいと思います。表紙にミウラさんが小さく描かれてるのも良いですね。あれでも一応父親ですし…笑
願わくば、ナナオさんが無理しすぎて病気したり倒れたりしないように祈るばかりです。。。ご飯はちゃんと(お湯漬けご飯ではなく)栄養あるものを食べてください(^^;
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