このレビューはネタバレを含みます▼
文句なしに素晴らしいこの作品は、『美しいこと』『愛しいこと』(蒼竜社版の下巻収録の書下ろし続編)『愛すること』(小冊子、eBook等で配信。シーモアは未配信。愛しいことの後日談)でスッキリ完結するのですが、講談社版は『美しいこと』のみの収録……なんですね(涙)。ウソだろ。ウソと言って。だって、更に拍車がかかった寛末のヘタレ具合も、涙が出るような松岡の健気さも、そこからの大逆転とか、その後とか、その後の後とか、アレとかコレとか、読まないとでしょ〜!大きな世話だけど……そして蒼竜社版 配信停止の悲劇(2019年2月)。。。小冊子版までひっくるめて再販するための配信停止だと信じたい。