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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • それは多分求愛

    芽玖いろは

    コメ色強め
    ネタバレ
    2025年1月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんにしては珍しい作風かなーと思います。がしかしコメディだとしても、主人公はまだまだ人間途上のDKだということを考慮しても、カナヅチ相手に水泳勝負吹っ掛けるとか姑息過ぎて、これが自分の息子だったらと思うと吐き気がします。
    こういうシナリオならせめて飛び込む前に止めるべきでしたね。人口呼吸がファーストキスとかいうのも小学生くらいで夢見る設定でちょっと恥ずかしいですがそんなことより、です。
    受けの子がどんどんアホになっていくのは見ていて面白かったのでそれに免じて★2つかな。
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  • せんせいの金曜日

    ダヨオ

    俺なんかどうせキスしたくらいで騒ぎまくる
    2024年12月29日
    田舎っぺの くそ芋 童貞処女ですよーーーー!!!

    ネガティブなのに全然いじけてない
    今年最後にして最高の心の叫び(拍手)。
  • 羽生山へび子作品集

    羽生山へび子

    本を開けば
    2024年6月12日
    へび子先生、本当に寂しいです。誰かや何かと比べるまでもなく、唯一無二で最高の先生。笑いと涙と愛を惜しげもなく、私達に伝えてくれた先生。こんなに寂しいのに、でも、本を開けばみんなに会えて、小さなコマの小さな手書き文字で笑かしてくれる。
    最高だ!
    なのに涙が止まりません。
  • 皇帝と怪物

    akabeko

    ネーム
    2022年6月1日
    歴史モノだから長期連載すべきだとは思いませんが、ちょっと浅すぎるし雑すぎる。登場人物たちの描かれ方と、ストーリーのボリューム、ページ数のボリュームがそれぞれミスマッチだと思いました。限られたページ数で出すなら、もっと濃くもっとシリアスに、1ページで何年も経過させるならもっともっと丁寧に慎重に描いてほしかったです。
    私はマンガは1ページだって描けないし、ストーリーだって1ミリも生み出せませんが、この商品は、『今度こんなの描いてみようと思う』レベルだと感じました。非礼なコメントで申し訳ありません。正直な感想です。
  • 絶望に啼け

    紫能了

    あーーーーつかれた
    2022年1月27日
    主人公は二人とも情緒不安定、支離滅裂、いきなり逆切れ、いきなり泣く。全てのコトの発端である事件は、主人公は酔ってド忘れ、被害者もギリギリ歯噛みするほど憎んでるのに、結局赦してんのか赦してないのか、ワケわからんまま、自己陶酔気味のお二人の裏切り合いで話は進んで行き、理解?しあえた?かに思えた矢先に、突然持ち出した鉄パイプ(どっから!?笑)で、お得意の急な逆ギレで殴りかかり。もう、読むのに疲れすぎて、ぱらららら〜〜〜〜とページめくったら「愛してる」というセリフがあり、へーよかったねと思った次第です。
    ……ね、ワケわかんないでしょ笑。こんなに、ついて行けないマンガ読んだの久しぶり。混乱をきたしただけなので早く忘れたいです。
    クルマの後部座席から裸で出てきたら主人公に、元の想い人がかけた言葉「お前何そのカッコ」が、この話の中で一番マトモなセリフだったな。
  • 錆のゆめ 右

    久間よよよ

    としおさんの言う通りですね
    2021年12月21日
    あまりの、まじりっ気のない親愛の気持ちに、じんわり涙が滲んできます。
    「こういう事を愛してるって言うんでしょうね」
  • 愛を与える獣達【単行本版】

    茶柱一号/黒田屑/鯨爺じん/高嶋上総/松基羊

    続きは買わない。
    ネタバレ
    2021年12月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんとなく素人作品ぽいけど、もしかしたら面白くなるかも!と期待して1巻購入したけど。うーん……、続きが全然気にならない。稚拙な内容、ご都合な展開、なにより文章が面白くない。
    人物描写も、苦しい経験を全く引きずってない主人公は、ピュアとか健気とかっていうより、リアリティの無さ、違和感ばかりが目立つ。
    退屈極まりない”ゴリ押し無自覚煽り”連発で読みすすめるのもひと苦労。どんだけモテない人生だったかわかりませんが、40年以上生きといて無自覚も何もないでしょ。気持ち悪いだけ。

    オスしかいないという超ファンタジーな前提はあるものの、一妻多夫という素敵な状況をあっけらかんと描いていただいたところに★2つです。
  • 完全版 ノーマル・ハート

    ラリー・クレイマー/北丸雄二/座裏屋蘭丸

    『どうか知ってほしい』
    2021年9月22日
    舞台は1983年頃のNY。エイズはまだ"謎の奇病"で正体不明だった頃の話(実話)。
    「…エイズかぁ…」と、何となく読み始めるのに覚悟が要りました。思っていた以上にハードで、あまりにもたくさんの人物が亡くなる。
    プロローグ的に置かれた「ラリー・クレイマーからの手紙」だけで、もうとんでもないものに手を付けたとわかってしまった。
    辛いシーンから始まり、辛いシーンでEND。
    これはラリー自身の話であり、みんなの話であり、私たちの話。私たちの友人の、話。
    作者のラリー・クレイマー氏は、2020年5月に84歳で亡くなりました。エイズ禍、そしてこのコロナ禍を生きるゲイたちの姿を執筆中だったそうです。仮タイトルは『An army of lovers must not die』。まさにネッドの生き方そのもの。
    声の大きな人、過激なことを言う人、とにかく正論ばかりをがなり散らす人というのは、きらわれる。だけども事態の打開には戦うしかないんだと突き進む姿が、やるせなく、歯痒く、堪らない。その原動力が愛情だとわかるから、尚更。
    これは、今を生きる人類の一人として、読むべきものだと思うし、この過程は知っておくべき事実。

    もっともっと、知られるべき。もっともっと、読まれるべき。
  • 殺しのアート

    ジョシュ・ラニヨン/冬斗亜紀/門野葉一

    (4巻)考察したら、1000文字にw
    ネタバレ
    2021年9月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1,2巻は、"ミスターどっちつかず"サムのめんどくささが爆発。まぁそれも愛と喪失への恐れが動機だったと吐露し、3巻以降は愛が止まらない状態で、安泰の4巻かと期待していたのですが、あれあれ?、ジェイソン、どうしたどうした……
    ということで、以下、4巻の考察(ネタバレ)→
    ジェイソン、いただけないですよね。明らかな倫理違反、FBIとしては明らかに誤った選択。
    初めに読んだ時、サムの怒りや失望は尤もだし、サムの言ってることは正論なのに、なんでラストで謝罪するのか(俺はお前を裏切った、とまで言う)、ちょっと理解できなかった。
    ジェイソンは開き直った上にヒス気味に見えるし。
    でもたぶん「FBIとして」正しくないことは百も承知。ただジェイソンは、心の正義に誠実であった「ただの自分」の選択を悔いてはいない、その誠意を、他の誰でもないサムに理解してほしかった。
    だけど、サムはジェイソンの「FBIとしての過ち」のみを以て、彼本人を断じ、彼個人を信用ならないと言い捨てた。
    「"俺"は信用できますよ、どんな局面でも」再読するたび、このセリフは切なく重い。
    このあたりは、ドクがうまく伝えてくれています。ドクとのやりとり、好きで何度も読みました。
    ジェイソンの行動は確かに独りよがりと言える部分もありますが、失われた美術品たちへのあくなき情熱、それを前にすれば、自分のキャリアさえも捨てられる。キャリア(ルール)を守るために、真実が歪められ、美術品たちが闇に消えるのを見過ごすことは、ジェイソンには出来ない。少なくとも祖父の心情を正しく理解した後のジェイソンの行動はひとえに、この心の正義にのみ忠実であり続けた。
    結果的にこのなりふり構わないジェイソンの情熱が、ドクの心をほどき、ベイビーに勇気を与えた。皮肉にも、ジェイソンが信頼に足る男だと、事件の結果が知らしめる。サムとの葛藤がありながらも、事件解決にひたむきなジェイソンを「ただの独りよがり」とはとても言えない。
    大事なのは彼のキャリアじゃない、功績ですらない。祖父が誇ったものは祖父の功績でなかったのと同じように。
    このジェイソンの、文字通り身を削るような決意を見くびっていたサムの気付き、翻意、謝罪。…うん、少し、納得。
    それにしても「あなたに嘘はつかない」と過去何度も言っていたジェイソンが言った「二度とあなたに助けは求めない」、これがまた大きな障壁になりそう……
  • 叛獄の王子外伝 夏の離宮[文庫版]

    C・S・パキャット/冬斗亜紀/倉花千夏

    本編のあとで。
    2021年8月25日
    主役二人のハネムーン続編(甘い)、色子アンケルの番外編(面白い)、ジョードとアイメリックの番外編(切ない)、布商人チャールズ視点の続編(楽しい)の4本立て。
    二人が新しい形の王国を創り上げていく様子が垣間見える、チャールズのお話が好きです。アンケルのお話も良かったです。
    この作者さん、まだまだ引き出しに眠らせてるキャラ設定あると思います。二人がどんな王様でいるのか、続編も読みたいなぁ〜
  • 叛獄の王子

    C・S・パキャット/冬斗亜紀/倉花千夏

    分厚いストーリー、深いキャラ設定に脱帽
    ネタバレ
    2021年8月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ラノベ風の表紙絵に良い意味で裏切られる、非常に重く緻密なお話でした。これまで読んだ王国(中世)モノの中でも、ずば抜けて面白かったです。サクサクは読めません、登場人物も決して少なくないし、似たような名前ばかりだし。
    でも、深く分厚いストーリー、脇役の一人にまで与えられた背景設定、そのブレなさ、、、最高でした。
    何かを批判したいわけではないですが、「最近薄っぺらいものばかり読んでたんだ」と否が応でも思わされる、とにかく厚い読み応え。買って損無しのコスパです。

    人物名、地名、時系列がかなり入り組んでいるので、人物紹介(相関図)と、詳細な地図を掲載してほしかったです。
  • わが愛しのホームズ

    柿沼瑛子/ヤマダサクラコ

    親愛なるワトソン君、
    2021年8月5日
    「『シャーロック・ホームズ』といえば、小さい頃、犬の設定のアニメがあったよな〜……」レベルで、何も知りませんでした。序盤、あまりに雰囲気について行けず、ウィキペディアに駆け込みました笑。
    二人の間に、秘密にすべきロマンスがあったはず……と期待して読み始めたものの、ゲイだと明るみになれば地位も名声も何もかも失うという当時の風潮がこれでもかと影を落とし、ロマンスからは程遠い、おふたりさん。。。
    抑圧、絶望、混沌、、、終盤まで苦しい展開が続き、やっとやっと、ラストでほんのりロマンス風味が味わえました。まぁホームズのデレ具合は少し急な感じがして、文字にならないものを補完しながらでないと腑に落ちないところはありましたが。
    いやいや、よかったね、ワトソン君。
    「親愛なるワトソン君」、この呼びかけが形式的なものでも、ましてや慇懃無礼な皮肉でもなく、紛れもないホームズの心からの呼びかけだったと考えると、なかなか奥が深いですね。
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  • ALASKA

    キム・フィールディング/冬斗亜紀/藤たまき

    わずかな読書時間で、すごく満たされる。
    2021年7月29日
    たった40ページの短編です。不憫で無力な12歳から物語は始まり、5年おきに進んでいきます。限られた文字数で、それでも脳裏にはありありと彼らの今の姿、今までの5年間の暮らしぶりが浮かびます。大した文章力だと思いました。
    不憫な運命から逃げ出すように街を出て文字通り転落してゆくスコットと、苦しい生活から逃げ出さず家族を支えるうちに、ついには支える家族がいなくなっても生活から逃げ出せなくなっていったマルコ。
    つらい展開が続くからこそ、冒頭の夜の、ふたりの健気さが何度でも輝きを放ち、切なくなります。
    短い作品ですが、20年という時の流れを駆け足に感じることもなく、満足感たっぷりです。素晴らしい短編だと思います。
  • パラスティック・ソウル love escape

    木原音瀬/カズアキ

    ぜひ、レビュー見ずに、読んで!
    ネタバレ
    2021年7月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ パラスティックソウル(1~4)既読、さて番外編!と、元気のあるうちに読みました。今作、、、めっちゃ甘いです。そして木原作品とは思えないような(失礼w)、大・大・大、ハッピーエンド!「ハッピーエンド」と言うこと自体がネタバレになるという恐ろしい作家さんですが、いやほんと、、。ネタとしては陳腐化されたどんでん返しのラストなんですが、普段から用心しまくって木原さんに挑むから、なんかこの肩透かし?すら、ご褒美感あるよね……
  • MUNDANE HURT【イラスト入り】

    木原音瀬/井戸ぎほう

    なんつーラスト……
    ネタバレ
    2021年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 西崎は木原作品の中でも指折りのクソ野郎です。いつだって「自分は悪くない、こうなったのは誰々のせい」で現実逃避。死にそうになった時でさえ、同じこと言ってる。ばかなやつ!だけど、なんて可哀相なんだろう。あまりにも悲惨。ばかな生き方のせいで、人を傷つけて、自分も傷ついて、それもこれも自業自得なんだけど……
    人でなしのバカ野郎なんだけど「死にたくない、離れたくない」としがみつく執念に、私は絆されちゃったのかな。。。
    ラストの西崎が、小さな子どもみたいで、可哀相で、哀れです。
    続編(同人誌)、早く商業販売してくんないかな……
  • あにと弟

    まつ

    モヤっとする
    ネタバレ
    2021年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ お二人が一途で兄弟思いなのはよく伝わるのですが、社長、横領で逮捕してスッキリ✨じゃなくって、その金で身請けしてくれた、少なくとも金銭的には恩人じゃないの。まぁ犯罪だけど。
    弟の方も、コッソリ連れ出すことばっか考えてるけど、借金のカタなんだから、金返さなきゃ。弟が正々堂々、身請けしに行く話なら良かったのに。
    よくわかんねぇな〜…。モヤっ…
  • ばらとたんぽぽ【電子限定番外編付】合本

    遠浅よるべ

    うーん最高。
    2021年3月11日
    とりあえず1巻を買って読んで、次々と欲しくなって読み進めました。すごい中毒性あります。
    あらすじを文字で見てもわからない面白さ、二人のキャラだけを表紙で見てもわからない奥深さ。
    この二人、大好きになりました。
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  • 紅椿

    三田六十

    高評価に水差してごめんですが。。。
    2021年3月1日
    人でなしのようですが、私は泣きませんでした。一回読んで、「拾って棄てて、再会した育て子に欲情して、勝手な野郎だな」とモヤモヤしました。ラストのどんでん返しも、喋りだしたアカが、それまでと別人のように表情豊かで、ちょっと戸惑う。作者さんの言う通り再読し、なるほどアカの一途な視線はいじらしかったのですが、でもさらなる再読はしない気がします。

    ★は、佐吉に「すまなかった」と涙して頭を下げた里の人と、椿が枯れるほどの時を佐吉を待って過ごしたアカに捧げます。
    佐吉は、アカを拾い、棄て、探し、再会の果てに瀕死の怪我を負わせたことを「たられば」連発で泣いて後悔していたけれど、結局、侘びてはいない。そしてまた置いてってる。
  • STAYGOLD

    秀良子

    終わっちゃった…!
    2021年2月27日
    作中で10年、リアルでも8年の月日を経て、、6巻で終わっちゃった。。。ハヤトも、ユージも、菊花もコウも日高くんも、みんなみんな、大好きです!……なんだかもう、みんなの、それぞれの日々が愛おしく、もう、もう、、感無量です。
    まだもう少し、番外編として続くようです。うれしい。。。
  • BARBARITIES

    鈴木ツタ

    ツタさんのあとがきが死ぬほど好き
    2020年10月11日
    どの作品でもツタさんのあとがき大好きなんですが、バーバリティースのあとがき、ホント秀逸。たまんない笑。
    序盤、どういうテンションのお話なのか掴みあぐねましたが、なんとなーくスルスル〜ッとこの独特の世界に引き込まれ、あとがきで完全に心ワシ掴み笑
    ついていきます、どこまでも。
  • 一生続けられない仕事

    山田ユギ

    ピーチパイのマスター
    2020年9月4日
    本作2巻の描き下ろしに、ピーチパイのマスターと水野が出てきます。カポッと○○を取っちゃうマスターに爆笑!!
    ヤダもう本編すごく面白いのにマスター関連のレビしか出来ない。。。
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  • ありえない二人

    山田ユギ

    えええっ!
    2020年9月4日
    『ありえない2人』ってアンタ達のことだったのォ!!??
    と思わずにいられない描き下ろし(マスター✕水野)。
    強烈過ぎて本編CP霞むよぉ〜〜〜
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  • 誰がおまえを好きだと言った

    山田ユギ

    ピーチパイのマスター
    2020年9月4日
    神出鬼没の角刈りマスター(兼太郎さん)の弟くん(宗ちゃん)と、マスター兄弟の幼馴染(富永)とのアレやコレや。他、短編。ここんところユギ作品を読み漁り過ぎて、頭ん中、キャラ被りの渋滞してますが。笑えたりホロ苦だったり、やっぱり面白い。読み返して、キャラ整理しよう……(マスター主軸)。
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  • セカンド・セレナーデ full complete version【イラスト入り】

    木原音瀬/北畠あけ乃

    「それがどうした」橋本さん!
    2020年8月28日
    どうしようもない奴を可愛く書くの、やめてもらえませんかね木原先生。も〜〜たまりません。
    表題作のほか、序章となるスピンオフが収録されてす。スピンオフCPもたいがいなんですが。メインCPの「橋本さん」がもう、つける薬もないほど嫌味な奴で。小心者、自己中、取柄は顔だけ……そんな奴を「好きだ」なんて、ねぇ。まったく、恋ってやつは。メインCP番外続編は橋本さんの嫌味っぷりが突き抜けていて、笑けて、それもこれも掛川くんが受け止めてくれてるからか〜、と、ご馳走さまの読後感。木原流、『恋』を堪能できました。
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  • 嫌いでいさせて

    ひじき

    私がΩだったら
    2020年8月21日
    学校では働かないな。
    2巻まで読んで、読了後1週間くらいですが、内容で思い出せるのはそこくらい。
    それくらいの作品。
  • 孤独な犬たち

    愁堂れな/葛西リカコ

    たぶん…
    2020年8月21日
    作品や作者さんとの相性が良くなかったのか、私にはサッパリ刺さりませんでした。残念。
    主人公の子は「生きる気力を失くした」状態と「怒りで我を失ってイッチャッテル」状態を不安定に行き来し、ラストはウルトラCでレプ犯にときめく展開。
    設定の非現実的さ以上に、人物たちのやりとりや心の動きが空々しくて、入り込めませんでした。
    でもこの作家さんのファンもたくさんいらっしゃるので、きっと相性の問題なんだろなと思います。
  • ニューヨーク・ニューヨーク

    羅川真里茂

    フィクションですが、ファンタジーではない
    2020年7月15日
    このところ、肌触りの良く、ササクレやトゲのない、登場人物は理解者だらけという優しいBL作品に当たることが多くなっていました。もちろん、そんな世の中であってほしいし、作品として良い悪い、正しい間違っているとかいうことではないのですが、本作を読むと、まだまだ、それらの作品世界は、ファンタジーなんだと思い知らされます。
    初版から20年以上が経っています。でもまだ、まだ、「現実はコッチだ」と思わされるシーンがある。
    しんどい場面も多く、読了後はしばらく使い物にならないくらい腑抜けてしまいますが、それでもいつかは、一度は、読んでほしい作品です。
  • 春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

    佐岸 左岸

    クサい
    2020年6月26日
    クサさ全開、設定こそ幼馴染DKですが、言ってることもやってることもまさにファンタジーです。
    こんなカップル現実社会にいんのかな。いても勝手にやっててくれコッチ来んな、のレベルで甘々です。
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  • 蛍は明日死ぬ

    斉川冬

    前半かなりキショい
    2020年6月17日
    こう言ってはなんですが、あり得ないほど気色悪い発言を連発する攻めに引きっぱなしの前半。ネタバレも何も、「そういうことか」も何も、ほぼ出オチみたいな話ですが、きしょかった攻め君が、普通の恋心に目覚めてくれて一安心でした。
    蛍になりたかった二宮くんはキレイなんですが、あんなシナ作ってる男子高校生なんか見たことなくて、現実味の無いふたりだなぁと思って読んでました。
    大野と三上のが100倍気になる。
  • In These Words

    Guilt|Pleasure

    4巻でやっと…
    2020年5月16日
    謎多き序盤の伏線がようやく回収されました。4巻読了後に、1巻2巻を読み返すと、"犯人"が時折見せる"ただの篠原"の表情がもう切なくて切なくて。同一人物の別人格という難しい描き分けもこうして見るとホントに見事です。
    犯人の正体も気になりますが、外伝ノベルまで読んだ身としては、先生の「今」に至るアレコレ(幼少期、従兄(走馬灯の学ラン青年は従兄の春樹だと思う)、NYPD時代、そしてデビッド…!)をこの画力で味わいたい。。。欲張りすぎかなぁ。。。
  • He Came, After You Left In These Words外伝【イラスト入り】

    Guilt|Pleasure

    NYPD時代のお話
    2020年5月15日
    コミックスでは浅野先生とのCPは篠原以外ありえない!流れになっていますが、この外伝とその続編『イクイリビリウム-均衡-』では、これ以上ないほどデビッドの存在が大きい。浅野先生がまだ24歳と若い、NYPD時代のお話です。ツンツンの浅野先生をデビッドがひたすら口説き落とす楽しい展開ですが、空港での再会シーンは、きゅんときました。
    このラブラブな感じに物凄い暗雲を呼び込むのが続編『均衡』です。SMが主題です。こちらはなかなか気の滅入る作品…。
  • EQUILIBRIUM -均衡-【イラスト入り】

    Guilt|Pleasure/咎井淳

    外伝
    ネタバレ
    2020年5月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミックスInTheseWords主人公·浅野先生の、NYPD時代の恋人デビッドとのあれやこれやです。時系列では、HeCame…やコミックス小冊子よりも後のお話です。
    SMへの好奇心から、そしてデビッドの過去を知るべく、『その世界』に飛び込む浅野先生ですが、痛めつけられる先生より、過去(本質)と今(理想と思いたい姿)に板挟みのデビッドがなんだか哀れで。。。つーかデビッドの初動もかなり迂闊よな……
    ただ、どれだけ隠してもデビッドの心の奥底には支配者としての自分がいるのだろうから、遅かれ早かれ、SMの扉は開かれ、このどうしようもないモヤモヤ感に苛まれる日々は訪れたのだろうな、と。
    ここまできたら二人の別離もきっちり見届けたい!

    SMの精神論?は鬱々としてしまいますが、コミックスではまだ描かれていない幼少期のエピソードなど、先生の「今」に至るあれこれが散りばめられています。
  • アオイトリ【イラスト入り】

    木原音瀬/峰島なわこ

    アンソロ+続編+書下ろし
    2020年4月26日
    単話配信されていた『アオイトリ』本編に、続編(同人誌)とさらに書下ろしを追加したものです。
    本編ENDシーンでちらりと見えた希望と、本作表紙のラブラブな感じに、「甘い生活」を期待してたのですが…
    さすが木原先生、「んなわきゃない」わけで。普通の男の人たちが、それぞれを認めて受け容れるまでのアップダウンを楽しませてもらいました。
    珍しく、あとがきがあって嬉しかったです。
  • 奪う男

    西田東

    西田東さん初期短編集
    2020年4月7日
    当時も今も、「どっかで見たような顔」の「よくある名字」のリーマン達が主人公なことが多い西田さん。
    なのに、読むと、面白い。今読んでも、面白い。
    こんなに似てるのに、一冊読み終わる頃にはもう1話目のカップルが誰と誰だったか思い出せもしないのに、なのにこんなに面白い。
    西田さんのマンガ読むと、平々凡々な人間のだれしも、実はマンガになるくらいのドラマがあるんだろうな、って思う。
  • 八月三日【イラストなし】

    たろまろ/苑生

    んー…
    ネタバレ
    2020年3月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 某サイトでも賛否あったので、少し不安はありましたが、これはちょっといただけないラスト。。。冒頭からタイムワープ設定だったので、ご都合ファンタジーは承知で読んだのですが。メインで語られてきた、記憶障害の白崎さんと介護師の主人公との、積み上げた日々が………ラストのどんでん返しで、『なかったこと』になってるー!!
    えー……!!
    個人的に、サクサク読めない感じの進行でラストに行き着くまでにもすごく時間がかかりましたが、ラストがこれかい……奇跡という名の台無し感。。。
    これはないわ。これはない。
    記憶障害は深刻で、そこから救いたかったのはわかる。治療しても改善が見込めない現実が辛いのもわかる。
    でも、ふたり、頑張ってきたじゃん!馴れ馴れしくて入れ込み過ぎの介護士で、ちょっとオトナとしてどうかとは思うけれど、でも、積もらないなりに、積み重ねてきたじゃない!
    なんで「そもそも起こらなかった」ことにする……。がっかりだよ。
    本当に、現実社会で、記憶障害に悩む人がいることを思うと、彼らや関係者には幸せな未来を見いだせないと言ってるようで、腹立たしさすら感じます。
    ファンタジーならファンタジーで、もっと色々、これまでの日々まるごと救済すること、できたでしょうに。。。
    いいね
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  • 渾名をくれ

    新井煮干し子

    天使なんかじゃないっ!…てやつ。
    2020年2月8日
    愛が深過ぎて、敬虔すぎて、愛の対象すらその心の領域に立ち入らせられない……。ジョゼは寂しいだろうな。
    だけど二人が破綻しないのは、天羽とジョゼの間に、生身の、愛があるからだと思う。
    でも、信仰を捨てよとは言えなくて、ジョゼの苦悩も深いだろうに、、涙と泣き笑いで受け入れて、ジョゼは器が大きいなぁ……
  • カーストヘイト

    夏野ゆぞ

    人を食べます
    2020年1月28日
    学園内で、普通に人を食べるやつがいます(比喩じゃなく、カニバです)。………いやっ、恐怖でしょ!
    ちょっと理解が追いつかない…。贄を差し出せとか言われて殺人しちゃうし…。気分わる…
  • 愛し

    くれの又秋

    いや史上最高は…
    2020年1月27日
    受けとか攻めとかが精神論も含むなら、史上最高リバップルは『猫っ毛』のミーケイ、これは譲れないな。。。これもリバではありますが、はっきり言って「襲い受け」なので、個人的にはあんまりリバらしさを味わえてないです。
    とは言え、素敵な作品です。やっと始まったところでのENDマーク、煽り文句の「リバ"誕生"」も成程です。まだまだこれから。
  • ミッドナイトレイン

    CTK

    ごめんなさい、けど、、
    2019年11月16日
    うーん…。エチシーンは雰囲気あるし、二人がスキスキなのも可愛いんですが、オジサンの方は思わせぶり過ぎて肩透かし、若造の方は独り言ばかりで結局何やってるやつなのかわからないし。
    序盤、暗い過去を匂わせすぎですよ。天井のシミも結局ハンパな印象を強める因子にしかなってない。
  • 美しいこと 【講談社版】

    木原音瀬

    ウソやん…
    ネタバレ
    2019年11月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 文句なしに素晴らしいこの作品は、『美しいこと』『愛しいこと』(蒼竜社版の下巻収録の書下ろし続編)『愛すること』(小冊子、eBook等で配信。シーモアは未配信。愛しいことの後日談)でスッキリ完結するのですが、講談社版は『美しいこと』のみの収録……なんですね(涙)。ウソだろ。ウソと言って。だって、更に拍車がかかった寛末のヘタレ具合も、涙が出るような松岡の健気さも、そこからの大逆転とか、その後とか、その後の後とか、アレとかコレとか、読まないとでしょ〜!大きな世話だけど……そして蒼竜社版 配信停止の悲劇(2019年2月)。。。小冊子版までひっくるめて再販するための配信停止だと信じたい。
  • COLD HEART

    木原音瀬/麻生ミツ晃

    スピンオフと侮るなかれ
    ネタバレ
    2019年11月8日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 本編(COLD3部作)が強烈過ぎて、スピンオフに手を出せず、ファイナルが出てもまだ買って積ん読で、ようやくようやく、読みました。
    なんとまぁ。。。これはこれは。。。スピンオフですが本編の2人が霞むほど強烈なお話でした。浮気、複数、レプ等々地雷もてんこもり。
    『ファイナル』で、COLDHeartの続編を読んでやっとこさ溜飲が下がりました。
    も〜〜〜ホント、うまいです。執着攻め(イカれたクズ)✕流され受け(ズルい凡人)の決定版。
  • やじるし

    はらだ

    ソリティア笑
    2019年9月28日
    ワールド全開(引き続き)な今作ですが、ショートなのでエグ過ぎず、ひたすらコワ楽しく読めました。はらださんの笑いの要素がとっても好きです。
    いいね
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  • 変愛

    はらだ

    バケモノ降臨
    2019年9月28日
    いいだけ、はらだ作品を読み漁った後、今更ながら手を付けてなかったと思い、読んだらなんだか絵もストーリーも荒削り。
    もしやと思ったらやはり、しかしまさかの初コミックス。
    いいね
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  • ぬるくなるまで待って

    のばらあいこ

    ぬるめではある。だけどとても丁寧。
    2019年9月25日
    はぁ〜〜〜なんでこんなに上手いんだろう。気取りがなく、嘘のニオイがしない。
    確かに、『秋山くん』のトンだ感じや『寄越す犬』のイッちゃった感じを求めてるのばらファンには、ぬるく感じる作品かもしれないです。大事件、起きません(不吉なほど風呂がよく故障するだけ)。当て馬、普通の人です。だけど失恋にいたる弱さや、失恋を越える頑張りは、すごく身近な感覚で親近感を覚えました。
    評価色々なようですが、のばら先生の初連載作品ということで、痛さと祈りが織り混ざるのばら作品の根幹みたいなものを見せてもらった気がします。これだけ温かな作品を描かれるということは、『寄越す犬』もきっと素敵なエンディングだろうと(勝手な)希望を持ちました。
  • 秘密 【講談社版】

    木原音瀬

    ネタバレ読まずに読んでほしい
    2019年8月20日
    面白かった…!主人公・啓太の一人称で語られる『秘密1』、これはぜひともネタバレ読まずに、「どっちなん…」と振り回されて読んだ方が楽しいです。『秘密2』はもう一人の主人公・充の叔父視点(過去編)、『秘密3』は充の弟視点(家族編)です。
    何がムズ痒いって、啓太もかなりヤバいヤツに違いないのに掘り下げられてないのが。。。
    少々難ありキャラのお二人なんですが、当の二人は「そんな"難"どうでもいいのよ、それで俺が困ったことないでしょ」と思いあってるのが最高(客観的にはめちゃくちゃお互い被害被ってるのに無自覚とかほんと最高)。
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  • レムナント―獣人オメガバース―

    羽純ハナ

    買っちゃうんだよね〜
    2019年8月17日
    ピョコピョコ出るたびにチマチマチマチマ、こんだけで200円高いな〜と思いつつチマチマチマチマ…
    読んじゃうんだよね〜
  • 夜明けには優しいキスを

    凪良ゆう/高階佑

    現実には…
    2019年8月17日
    公平のような正義漢は、近づきたくないなと思う。
    組合とかストとか、申し訳ないけど、外野でいたい(でもそれは私が牛丼食えてるからですが)。
    暴力も絡む話ですが、主人公が「アッチやめてコッチ」とならずに真摯に相手と向き合ったのがよかったです。
    いいね
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  • スレイブ・ゲーム【イラスト入り】

    綺月陣/小山田あみ

    ライトな綺月作品
    2019年8月8日
    ラストの3人(2人+見学)はスポーツ実況そのもので苦笑いしか出ない。姑息で遠回しな弁護士も、全部真に受ける受けも、脳筋な攻めもあまり好きになれませんでしたが、まあ楽しそうで何よりです。
    という感じ。
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  • ラブ キス(2)

    一穂ミチ/yoco

    降参です。。。
    2019年6月19日
    お気に入りの作家さんだけど、なんとなくご無沙汰でした。
    が、「キス」連作、降参です。。。淡々とした(せざるを得なかった)苑の思考回路のように、薄暗く静かに語られるのですが、揺さぶられました。
    明渡はまさに太陽で、光るも翳るも自分次第、でも昼でも夜でも必ずそこにある。それがどれだけ心強いことか。
    苑の葛藤と苛立ちは、「どつちかというとそっち側」な私には読んでてクるものがありましたが、大人になり、失くしても築ける強さを得る過程に感動です。
    明渡サイドで、もっと読みたいです。
  • ワンルームエンジェル

    はらだ

    そら泣くよ…
    2019年6月1日
    天使モノだし、買って"積ん読"でなかなか読めずにいた作品。想像を大きく大きく超える感動作でした。もう何を言っても陳腐になっちゃうし、とにかく読んでみて下さい、としか。よかった。読んでよかった。
    いいね
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  • FRAGILE【イラスト入り】

    木原音瀬/高緒拾

    ひいぃぃぃっっ!
    2019年4月16日
    本編はとんでもないシーンでエンドマーク。。。ENDの三文字を見た時思わずもんどり打ってしまいました。
    だいぶイッちゃってるお二人ですが、最後は、ハッピー?エンド…なのかな。。。
    久しぶりに、最後の最後まで展開が読めず、残り5ページでも「あと5ページぃ!?」となりました。
    もーーー、おかしな2人なのに、なんで目が離せないんだろう!なんでこんな面白いんだろう。木原さんの魔力を感じざるを得ない。
  • 蒼穹のローレライ

    尾上与一/

    塁……!
    ネタバレ
    2019年4月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ もう、なんと言葉を紡げば良いのやら…。
    塁の『6文字』は、当時散った若い搭乗員たちの剥き出しの本音そのもので、口に出せば恐怖に取り憑かれそうでみんな必死に押し込めていたと思う。
    だけど塁にとってその一言は他ならぬ三上に「会いたい」と同義のラブレターだったから、純粋な気持ちで発信できたし、塁の声が届いた三上は「寂しいけど悲しくはない」のかもしれない。
    …でも、塁……!!!私は、悲しいよ!実際そんな子も、一人や二人ではなかっただろうと、遠いラバウルに思いを馳せずにいられない。
    いいね
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  • 月と狼【電子版限定特典付き】

    松本ノダ

    松本ノダ作品史上最好の一冊。
    2019年4月12日
    もう心の中で、ベストオブ2019にノミネートされております。獣人モノも増えてきましたが、他作品とはまた別次元で、良いです。何がそんなに良いのか、確かめに、また再読…
    いいね
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  • 彩雲の城

    尾上与一/

    健気で、誠実で、情が厚い。
    2019年4月12日
    お互い『過去』を抱えてラバウルに来た二人の青年のお話。藤十郎の誠実さと情の厚さに痺れます。
    そして序盤、生への執着を見せなかった伊魚(イオ)が、ここぞという時に見せる意地がとても人間くさく、だからこそ、それでも散って行った命を思って、哀しい。彼らの魂が無事に、靖国に、家族のもとに還れたことを願うばかりです。
    戦時中のお話なので決して軽くはない題材ですが、キュンあり、ユーモアあり、微笑ましいシーンも数多くあります。お気に入りのセリフは「鎌倉には歯に着せる布を売ってねえのか」。
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  • 竜人と運命の対

    櫛野ゆい/高世ナオキ

    低評価ごめんなさい
    2019年4月9日
    無駄なモノローグや解説が多くて稚拙な台本読んでるみたい。ナナメ読み、飛ばし読みしまくりでした。度肝を抜かれる展開も目を離せない心理描写もなく。どうオマケしても私は★2つ以上つけられない。サーベルタイガーのも購入したけれど、よほど暇にならないと読まないだろうなと今からため息。
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  • 好きでごめん。

    オカモト優

    パッとしないしピンとこない
    2019年4月6日
    モテ攻め✕非モテ受けの幼馴染なんですけど。…まぁ、それだけという感じです。度々出てくる受けの無自覚煽りと「…(勘弁してくれよ)」という攻めの心の声、はい、もううんざりです。うんっざり、なんです!!
  • 17

    木下けい子

    心エグられる罪と謝罪と恋心。
    2019年3月1日
    木下先生にしてはほのぼのというよりはシリアスで、かなりショッキングな展開もあります。
    3巻発売にあたり、最初から読み返してみましたが、なかなかのもんです。。。
    しかし3巻、待ったかいがありました。これでただ先生が絆されるだけだったり、頑張った有岡君の努力がアッサリ報われるだけの展開だったら、どっチラけなのですが。
    とにかく読めばわかるこの良さ。誠実な二人、きっとおじいちゃんになっても一緒にいられると思います。
  • 帝は獣王に降嫁する

    沙野風結子/奈良千春

    シリーズ1作目
    ネタバレ
    2019年2月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 帝(長男)→神子(三男)→黒帝(次男)と連作するシリーズの1作目。
    どっぷりファンタジーで、世界観が確立されているので読んでて困惑することはないのですが、3作品に共通して、流れも心理描写もやや駆け足気味です。内容が濃いので尚更そう感じました。
    1作目の今作は、帝王学を叩き込まれた生真面目なお兄ちゃんのお話。敵国相手に無理矢理…から情が通い、とストーリーは王道ですが、お兄ちゃんの真摯で懐の深いキャラが立った、良い作品でした。
    謎解きの要素もあり、3部作楽しめました。
  • 桜田先輩改造計画 【短編】

    吾妻香夜

    一寸先はギャグ
    2019年2月3日
    SMに抵抗ある方でもとりあえず手に取ってみるべき。痛い描写は全くないです。ギャグだしSMなんだけど、そこに愛があり、生身の人間らしいダメさがあり、とっても楽しく読了。ハマっちゃうと抜け出せないSM沼の罪深さもチラッと垣間見えました。
  • 累る-kasaneru-

    凪良ゆう/笠井あゆみ

    違和感のないリンク
    2019年1月21日
    久しぶりに、切ない凪良作品を読みました。やっぱり良いですね〜。きちんと伏線回収して、モヤモヤを残さない読後感もさすがという感じです。
    過去編の二人の人生が壮絶すぎて、いまのふたりが幸せだとわかっていても辛い。過去編は少々エグいシーンもあるため、苦手な方は要注意です。
    いいね
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  • ファンキーヤンキーベイビーくん

    ナリ

    表紙の雰囲気でいってほしかった。
    2019年1月20日
    ロクに試し読みせずにセールで購入。中の絵が二次創作かと思うくらい某漫画ぽくて笑ってしまいました。ファンなんでしょうね。
    まぁ絵はともかくストーリーに、表紙の雰囲気のようなヤサグレ感がなくてちょっと残念。バトルシーンも、一番盛り上がるのは他校の生徒(坊っちゃん)相手で、なんなら千秋より全然目立ってて、アレレだったかな。。
    高評価の「あむあむ」シーンも、ちょっと唐突で。そんなこといきなりやる男子高校生(しかもどヤンキー)、おらんだろ…
    なんだか色々アテが外れた★2つ。に、坊っちゃんの骨折シーンが面白かったのでプラス1つ。
  • オレとあたしと新世界

    古宇田エン

    読むのツラくなってきた…→休載?大丈夫?
    ネタバレ
    2019年1月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ enigmaでずっと追いかけていた作品でした。序盤、中盤、すっっっごく良かったんです!「目覚め」までは!本当に感動的で、心を揺さぶられまくっていたんですが。
    退院以降、なんだかつらくて全く読めなくなりました。たとえ、しのぶがマッチョになろうと、マコがネコになろうと、どんな二人でも応援したいのだけど、いちいち先生の影をチラつかされるだけのモヤモヤ展開に、ちょっとグッタリ。マコもしのぶも、お互いに気を遣ってるのかハッキリせず正直キライになりそうだったので、読むのやめました。こんな言い方アレですが、作者さんもカオスに陥ってるんじゃないかと感じてしまったので。
    さっさと決着つけてほしい。完結したら、手に取ろうと思います。
  • 獄中【SS付】【イラスト付】

    日向唯稀/タカツキノボル

    20%でやめました。。
    2018年12月28日
    ごくたまにあることですが、文が(個人的に)読みづらく、断念しました。別に日本語は崩壊してないです。相性の問題であって作品そのものの内容でないのに★1つ付けるのが申し訳無いですが。
    主人公一人称、とにかく心情吐露がくどい、長い、俺が俺がと無駄が多くて嫌気がしてやめました。個人的な相性の問題なので、合えば面白いのだと思います。
    いいね
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  • 背徳のマリア

    綺月陣/AZ Pt

    再読はしない。
    2018年12月19日
    正直……、読んでて全く胸糞悪くならなかったか、と言われると、否。思考が、選択が、狂ってる。ただその常軌を逸した狂気の結末を、この目で見届けないとな、とその一心で読みました。彼らはその岐路で、「私だったならその選択はしない」と思うことばかりやらかしますが、リフレインされる『人は生まれ変わらない。ひとつっきりの人生を生きるだけだ』という思いや、崖っぷちで見せる生への執念には、やはり心を掴まれます。
    でも再読はしない。もう充分。もう御免。
  • つま先から愛されて【嗅いで、舐めて、擦りつけて。単行本版】

    松本ノダ

    ほんわかノダさん
    2018年12月16日
    この作者さん、ほのぼのほんわかな作品と、病んでて救いのない(いや本人達は幸福?)な作品と色々描かれるんですが、本作はほんわかでした。きっかけはタイトル通り『足』なんですが、それゆえに「足だけが好きなの?」と真剣に悩んじゃう展開が健気。序盤、変態変態と煽った割に、そう変態なプレイに走らなかったのは残念といえば残念。でも満足。
  • BOYS FAN

    アンソロジー

    今年いっぱいで休刊!
    2018年12月14日
    読み放題対象。今年いっぱい(12月28日発33号)をもって休刊らしいです(32号巻末のおしらせより)!楽しみにしていた連載もあるので地味にショックです。
    配信オンリーのBL誌としてはハシリだった気もするのですが、なくなるの早かった。。。
  • パラスティック・ソウル

    木原音瀬/カズアキ

    近未来ケモミミ
    2018年12月5日
    近未来、奇病のワクチン血清をキッカケに、一部の人類がケモミミ化したというファンタジー設定です。
    いつも以上に暗い雰囲気なので序盤はジトジト進みますが、勢いづいたら操られるようにテンポアップ。さすがです。終わってみればそのジトジト感が、作品の世界観を表す大事な感覚だったと気付きます。
    その世界での、一組のカップルのお話と、一組の兄弟のお話。主に2篇です。カップルのお話は甘い後日談も有り。強烈な痛みや痛烈な哀しみはないものの、淡々と切なくて。特に兄弟の方は救いがなくて、可哀相です。ぜひ救済ストーリーを!
    ~追記~
    2巻読了。2巻は濡れ場一切ナシ。ヒト×犬のお話と、ヘテロのお話。1巻では謎だらけだった部分が少しだけ解けてきます。3巻があるそうです!楽しみすぎる!
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  • アオイトリ ―オメガバース―【イラスト入り】

    木原音瀬/峰島なわこ

    これから、ですよ!
    2018年11月5日
    全44ページの短編ですが、200ページ分くらいをギューッと凝縮した内容です!
    ダラダラ書く(失礼)作家さんなら、上下巻くらい軽く出せるほど、濃い、濃い。。。そしてヒートの描写が容赦ない。
    ハッピーエンドなのかそうでないのか、読むしかないです。読んだってひと口には結論出せない。
    これからの作品の、序章だったらいいのにな。
  • ハロー、マイアリス【イラストあり】

    綾ちはる/陵クミコ

    いろんな意味でファンタジー
    2018年11月2日
    設定(過去へのタイムスリップ)もファンタジーなのですが、何よりも、ひとときの思い出をオカズ(失礼)に、14年も脇目もふらずに待ちに待った彼こそが、ファンタジーです。…そんな人、いるのだろうか。
    他にも色々、個人的に引っかかるところはあるのですが、しかし物語はサラッとライトに楽しく読めた作品でした。
  • 胸にとげさすことばかり

    雁須磨子

    普通の人間てわかりにくい。
    ネタバレ
    2018年10月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公、けっこうな目に遭ってるんです。
    家出の理由も確かに思春期のこどもにはあまりに酷いし、リストラも冤罪もフラれるのも火事も、そして拗らせの根源、父親の死も。
    けっこうヘヴィなはずなんだけど、落ち込みきれない。悲しみに浸って酔ったりしない。ドン底の状況なのに「まさかの降って湧いたイケメンと同居(ウハ)」とか浮かれちゃう辺り、もう、『愛すべき俗人!普通バンザイ!』です。
    そうそう、現実てそうなのよ。悲しんでも泣いてもお腹空くし、俗なことだって思いついちゃう。
    主人公たちの会話は、吹き出しとト書き(考え)と過去のセリフが入り混じって、たしかに分かりにくいけど、
    これまた現実社会でも、核心部分はゴニョゴニョしたり、茶化しちゃったり、こそあど言葉が連発したり、しますよね〜。この漫画、わかりにくい、伝わりにくい。だから、一生懸命読み取ろうとしますよね。
    ……まさに、人間関係も、そういうものなんだと思いました。
  • 美しいこと

    木原音瀬/日高ショーコ

    初心者向けではないけど外せない一作。
    2018年10月19日
    場面は大きく、4つ展開します。語り手も、松岡だったり寛末だったり。上手いなぁと思うのは、寛末パートの時に、本人無自覚の長所を、ほんの一行の松岡の表情で匂わすところ。さり気なさ過ぎてスルーしそう。そうやって良さをスルーされ続けてきた寛末(自他に鈍感)と、機微を拾ってしまう松岡。なので、「こんなヘタレのどこが良いの!?」と思いつつも、嫌いになれない松岡の気持ちが痛いほどよく分かってしまう。
    寛末は、数あるヘタレ攻めの作品の中でもおそらくトップクラスの酷い奴ですが、作者も仰る通り、「優しいが卑屈でちょっと無神経な人」、タチは悪いが現実にはよくいるタイプかも。
    作品中、松岡が不憫で、自らタネを撒いたとはいえあまりの仕打ちに寛末に色々鬱憤も溜まりますが、クライマックスで、それは見事に、全て松岡が言葉にして吐き出してくれました。
    あースッキリ!
    いいね
    0件
  • NOW HERE

    木原音瀬/鈴木ツタ

    木原さんぽい。
    2018年10月15日
    木原さんの作品を読んでると『この人は自分が生み出した人物が可愛くないのかな』と思うほど、容赦ない描写や展開があったりするけど、この作品でも手加減なしに、オッサンは見事にオッサンらしく描かれ、若造は恥ずかしくなるほどそのアホさが文章に滲んでいる。
    この人物たちをカップリングするマニアックさもさることながら、浮かれたところを完膚なきまでに打ちのめす、全く容赦ない展開。これぞ木原さんという感じがしました。
    最終的には、なんだか二人とも可愛く見えてくる不思議。
  • 深呼吸

    木原音瀬/あじみね朔生

    あまーーーーい!!!!!
    2018年10月14日
    木原作品、そりゃ全て読破しているワケではないけども!断言できます、木原作品の中でもおそらく5本の指に入る『甘い』ヤーツ(震)。そして3本の指に入る『報われる』ヤーーツ(爆発)。………フゥ。。木原作品読後とは思えないこの多幸感ね、、、
  • リベット

    木原音瀬/藤田貴美

    希望、のようなもの
    2018年9月6日
    木原さんの描く人物ってホント、「生きてるなぁ!」って思います。強さ、弱さ、優しさ、ズルさ、しょうもなさ。わかる、直視できないけどわかってる、心の内。
    呪って恨んで『死ね』と肚の中で叫びながら、それでも優しい嘘をついてしまう、人間くささがどうしようもなく、居座る。
    苛立ち、諦め、絶望するのに、それでもしがみついて捨てられない渇望、希望、のようなもの。
    …うまいんだよなぁ〜。
    主人公たちがこの先、いつかくる終わりの時までに、少しでも、支えて甘えて、快楽を知ってくれたらなぁと切に願います。
    いいね
    0件
  • 緑土なす

    みやしろちうこ/user

    兄上の人柄。まごころ。
    2018年8月29日
    ※4巻読了、好き過ぎて再〃レビです。待ちに待った“挙式”編、読み終わってしまった。。。随所に、兄上とレシェと狼たちの愛と優しさがこぼれていて、まさに「ご馳走さま」でした。比較的穏やかに進行しますが、レアな姿もあるので、もっと挿し絵が見たかったです。読み終わってしまって、毎度のことながら少しロス状態です。また1巻からいきます。
    ※3巻読了、再レビ※3巻はムーンライトノベルズ掲載の番外編を再構成した(だけの)もの…と思っていたので、書き下ろしのボリュームに嬉し泣き、内容がまた素晴らしくて感動。。。兄上の、弟君や王族への気持ちの変化と、変わらない誠実さが、じんわり伝わって胸がいっぱいになりました。
    いらぬ期待をしている方のために、余計な世話のネタバレですが、妊○はしません。
    それ抜きでも、素晴らしいです。世界にひたりたいので、またはじめから読みます。(∞ループ)

    ※以下当初レビ※
    序盤から、主人公にとっては大変なことの連続で、たくさんの変曲点を迎えるのですが、書き方がうまいんでしょうね。静の上巻、動の下巻という印象です。ストーリー展開も、主人公の心情も。ボリュームたっぷりで、読み応えと価格に関しても文句なしです。むしろお得です。
    兄上の純真が響いて、クライマックスは、穏やかな文面なのにグッときてしまいました。
    「ピュア」な設定のキャラクターは他作品にも多く現れますが、こんなに押し付けがましくなく、自然体な、良いも悪いも無垢な人物はそうそう見ないです。兄上のこの人柄の良さと、弟君の根っからの帝王精神が根幹です。いいカップルでした。
  • DEADLOCK season2

    英田サキ/高階佑

    最&高
    2018年8月17日
    糖分補給は番外編にお任せするとして。久しぶりのスリルある展開、うーんやっぱり最高ですな。
    そしてなんだか本編が懐かしくなり、再読しました。読んで知ってる展開なのにもう萌えるは泣けるはドキドキするは。改めて本編の素晴らしさをここでまた再確認。そんな読者も少なくないハズ。
  • 犬も喰わない

    彩景でりこ

    骨壷の威力
    2018年8月4日
    3人のお話が、2篇収録されてます。表題作は、確かにかなり歪んでいるけれど、変態って自覚しあって面白がっているので、あまり重くはなかったです。ただ、巻き込まれた方達、ご愁傷様でした、と。
    個人的には、もう1篇の方がね。。。身内が死んで、信じられないような受け入れ難いような気持ちになった時に見る骨壷の威力といったら、凄まじいんです。あのやり切れなさを思い出してしまいました。
  • 顔のない男

    剛しいら

    引き込まれます!
    2018年8月3日
    3巻まで読めば、俳優ふたりが私生活でもなりきりプレイでイチャイチャしてる溺愛カップルとわかるのですが。
    1巻では、もう、まったく、攻めの人物像が謎すぎてドキドキ。受けの男の子一人称で話が進むので、ホントに、巻末のその時まで、裏切られる疑念がぬぐえず。
    作者さんもだいぶ手こずったキャラなんじゃないかな…
    お芝居と現実のまざり具合が絶妙で、楽しめました!
  • ホーリー・アップル

    柏枝真郷

    もーちょい、ください!
    2018年7月30日
    挿し絵もなく、主人公の一人称でストーリーが展開するので、「クルクルした赤毛」「スレートブルーの瞳」「背は高いけど貧弱な体つき」を想像するしかなくて。でもそれが楽しかった。
    刑事ドラマの事件としては、あまりややこしく風呂敷を広げてなくて読みやすい。
    濡れ場はほとんどなくて「朝チュン」なので、物足りないかなー。甘いんだけど!攻めのデレもストレートで、受けが胸アツになるのも良いんだけど!
    エロエロしたものに慣れすぎたんだろうか。。。
    いいね
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  • もらってください

    新井煮干し子

    今季最高に面白かった一冊
    2018年7月24日
    足りない、星の枠が足りない。言い過ぎではなく、最高です。良すぎて多くを語れない。
    全てのページ、コマ、セリフ、表情、どこをとっても丸々一冊文句の付けようがなく面白かったです。
    なかちゃんと希介の笑顔が脳裏に焼き付いてます。
  • ふしぎなともだち

    新井煮干し子

    たくさんの「あのとき」
    2018年7月22日
    クライマックスはジンときて思わずほろり。
    セリフも、回想も、表情も沈黙も、なんだか沁みて、ふたりの世界に見入ってしまいました。
    こんな素晴らしい作品があるなんて。出会えて良かったなと思えるマンガでした。
  • ダブル・バインド

    英田サキ

    面白かったです!
    2018年7月21日
    英田さんのミステリ、先が読めるような読めないような、答えはもう一歩奥のところにある感じ、読んでてとっても心地良いです。全巻を通して1つの事件を追う大作でした。主人公の「俺はホモなんかじゃない!」の牙城を崩すのを作者さんも面白がってて、一緒に楽しめました。
  • 俺の飼い方叱り方

    かさいちあき

    なんとなく
    2018年7月21日
    2巻も買っちゃって、久しぶりに1巻も読み返しましたが。そうそう、無理あるだろと思ったことを思い出しました。ネコって。缶詰て。2巻はそんなブッ飛んだとこはなかったですが、くっついた後のセオリーとして突然に当て馬登場。しかし最終的にこの当て馬くんが一番気に入ったキャラとなりました。
    いいね
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  • ミッドナイト・コンフリクト

    犬井ナオ

    最高か!
    2018年7月21日
    いや〜〜、なんかことあるごとにドキドキする二人に、つられてドキドキしましたー。本人も無自覚だった相手への思いを吐露してしまうとこなんか、グッときちゃって。面白くってイッキ読み。
  • 春を抱いていた

    新田祐克

    んーと。。。
    2018年7月21日
    読めば読むほど、クセ強めの絵柄も気にならなくなりハマってゆく、とそんな高評価レビューが多かったですが、申し訳ないけど4巻でギブアップしました。絵は問題じゃないですが、まぁやはり、どんな作品だってハマる人がいればそうでもない人もいる、ということで。。。
  • 中村明日美子コレクション

    中村明日美子

    この良さはもう、「読んで下さい」としか
    2018年7月21日
    勢いで全巻買いし、結果として後悔はないですが(メイン作品の番外編がチョイチョイ出るため)、まずは『Jの総て』だけでも。…最高ですよ!『ばら色』は『J』の前日譚。『コペルニクス』も重い内容ですが、とても良かったです。まだもっと見たい。(※『鶏肉』と『2週間』はヘテロ・ユリ・ペド及びグロ注意!)
    いやぁ。。。すごい。すごすぎる、色んな愛やらフェチやら名前のつけられないモノがてんこもり。
  • アドリアン・イングリッシュ

    ジョシュ・ラニヨン/冬斗亜紀/草間さかえ

    傑作。
    2018年7月5日
    古き良きアメリカンファミリーで、ごくごく自然に性的趣向の"正常・異常"を刷り込まれ、クローゼットゲイにならざるを得なかったジェイク。ゲイとしての自分は異常で、"正常な自分"の均衡を保つためのはけ口だと信じていた日々。
    そのジェイクの覚醒が、この2人の最大の壁かと思われたのですが、そうではなかった。
    1巻から事ある毎に薄々感じていた「アドリアン、あんたそれで良いの?」という疑問が露見する5巻こそがまさに見物、ハイライトです。
    出会い、別れ、再会と、こちらの理解の範疇を超えたジェイクに翻弄され続けますが、やっぱり主人公はアドリアン・イングリッシュであり、彼が、冗談と皮肉と諦観で自分も気付かないほど分厚くなった心の壁を溶かすラストは痛々しいけれど目が離せません。最後の砦が愛の言葉1つというのもいじらしい話です。
    好奇心に溢れ、怠惰と皮肉が常に傍らにあり、でも良心を捨てられない頑固な人情家のアドリアン。彼に共感せずにいられない。
    ジェイクにしてみれば、アドリアンに出会って人生(ある意味)転覆し、彼こそ翻弄され続けてる。恐るべし、そして愛すべき、アドリアン・イングリッシュ。
    ミステリとしても読み応えがあり、「お決まりのパターンにうんざり」となる前に5巻でケリが付いて言うことなし。★5つ、傑作です。
  • チョコストロベリー バニラ

    彩景でりこ

    アンバランスバランス
    2018年6月8日
    いびつです。でも世界は広い。幸せの在り方はそれぞれ。この3人は、なんだかんだでこの3人しかハマらない幸せの形にしっくりハマっているようです。
    続編に書かれたでりこ先生のコメントより"まっとうと言われるように生きなくても幸せになれることもあるよ"、っていうお話です。
  • YOUNG GOOD BOYFRIEND

    ダヨオ

    『幸せ過ぎて怖い』検索
    2018年6月6日
    漫画読んでてこれほど『幸せ』が骨身に沁みたの久しぶりです。作者さんスゴいです。
    感動の大作…!じゃ、ないのに、最終話で必ず泣いてしまう。必ずです。
    20歳の年の差同性カップル、色んなことがあっただろうけれど、本当に大切な気持ちの前では、それも些末な問題なのかなと思いました。
    その『本当に大切な気持ち』の部分だけを、丁寧に描いてくれてます。
    積み重ねた時間が腕にずっしりと重くて、色褪せない始まりは永遠に眩しい。涙が溢れるのは必然です。傑作。
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち

    木原音瀬/下村富美

    貴重な「笑える」木原作品。
    2018年5月25日
    『完結』表示がないから、ずーっと二の足踏んでた作品(現在5巻)。
    でも好奇心に負けてつい購入。木原さんだもの。面白くないワケない。
    だけど珍しく、笑えて泣ける、ドタバタコメディ。5巻は、ひと区切り(もちろん全然未完)プラス番外編。このタイミングで番外編(アキラ過去編)かよ〜〜続きをくれよ〜〜!と恨めしく思いましたが、この番外編に泣かされてしまいました。
    アキラが、可愛くて、可哀相で、不憫で不憫で。まったく。人の弱さを書かせたら天下一品ですね。直視できない。
    やはりここで、アキラの少年時代を見せてもらって正解でした。より、作品本編の深みが増したし、アルの温かさが感じられます。
    6巻、ほんとにほんとに切望です。同人誌でいくつか続き(番外?)書かれてあるようですが、辛抱強く、二人の未来を待ちたいと思います。
  • ニアリーイコール

    凪良ゆう/二宮悦巳

    優しい傷の癒やし方
    2018年5月16日
    優しい人たちの、優しい治癒の話でした。それぞれが負った傷を、塩を塗るでもなく、パックリ晒して縫い合わせるでもなく、愛と優しさでくるんで、少し良くなるまで、待つ。「待ちたいんだ、一緒に待たせて」と手をつないであげる。
    なんかそんな感じでした。
    客観的な事件の大小は、心の傷の深さとは比例しないんだな、っていうのも印象的でした。
  • セキュリティ・ブランケット

    凪良ゆう/ミドリノエバ

    凪良さんぽさ全開ラブコメ
    2018年5月15日
    この作品は、某家政婦もビックリするほど主人公たちが「見ちゃって」、こじらせ、何でわざわざソッチ行くかなと最悪のタイミングでストーリーが動く、まさに「わざとら」・「こじらせ」のコンボ炸裂、凪良作品の真骨頂とも言うべき一作だなと思います。
    主人公たちの境遇はわりとシリアスなんですが、こじらせ過ぎてラブコメというよりギャグ臭さえあります。
    だけどそんな凪良作品が好きなの、「こじらせの紐解き」がたまんないの、という方には堪らないと思います。
    紐解きが完了した後、これでもかと発揮される攻めのスパダリっぷりが気持ちよく、読後はスッキリ。
    十年温めた作品というだけあって(あとがき)、キャラそれぞれに愛着と思い入れがあるのが、読んでて伝わります。まさに凪良さんの『親心』ですね。
    続編を書かれるなら、のんびり待ちたいです。
  • かしこまりました、デスティニー~Answer~ 下

    さちも

    深い、深いオメガバースの世界
    2018年3月29日
    オメガバースの趣旨は理解していたし、オメガバース作品も幾つか読んできましたが、こんなにも自然に、父親が女性だったり母親が男性だったり、街中のカップルが男女の差なく描かれている作品は初めてです。
    そして、『だからこそ』生じる(今は女性しか抱えてない)問題が描かれていて、発情、ヒート、番システム…だけじゃない、オメガバースの深い深い世界を垣間見ることができました。
    優人の「いざとなったら俺が産む」に、思わず涙。
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  • アンダーグラウンドホテル~CROSS OVER~

    定広美香

    ウソでしょ~?
    2018年3月22日
    いやいや何もかも謎だらけのまま『完結』って…!そんなぁ。。
    次作、待ちます!
    ソードとセンの2人はもちろん、またタフなエリーが見られて良かった。でもすごいハラハラ展開のままなんで……とりあえず次作、待ちます!
  • MR-ミスター-

    由良環

    怖い物見たさで読んでみました。
    2018年3月20日
    1巻の表紙のパンチ力ったら……。
    しかし畑違いとか何とか、ひどい言われ様ですね。ボーイが絡むラブではあるし、BLカテじゃなきゃ何なのか。ハードゲイ、ですが何か?笑
    苦手な人は表紙見て回れ右。でも愛と慈悲があるし、あまり痛くはありませんでした。むしろ読みやすかったです。胸毛も見慣れます笑。
    色々可愛い人達が出てくるけど、ミスターの奴隷のCATの良さがいまいち伝わらず、こいつの何が良くて手許においてるのか?もう少し読みたいな~と思いました。
  • やぎさん郵便

    草間さかえ

    納得の高評価。
    2018年3月1日
    前作『マッチ売り』から完結(やぎさん3巻)まで、執筆10年かかってるらしいです。完結してから読めてホント良かったぁ~笑。
    草間さんのマンガの空気感、描かれる人物たちの愛嬌を存分に堪能できる傑作だと思います。
    戦中戦後のどこかサバけた、諦めのような強かさでもって、暗さや重さをさぁっと掃いて、時に外套にくるんで、明るく笑ってみせてくれます。
  • トリガー

    イシノアヤ

    よかったね三井。
    2018年2月11日
    自分で自分を認められないのは、すごく辛いことだと思う。それは離婚よりクビより辛いかもしれない。
    そんな三井を受け入れ、見守り、時に叱って目を覚ませと活を入れ、丸裸になった三井に寄り添って。
    なんかもう曽根はマリア様みたい。
    なんでもお見通し。ホモフォビア気取りとか、同級生を脅して関係を強いるタチとか、そういう嘘の鎧を脱いだ三井は、ほんとに可愛い人なんだろうと思う。
  • 岡田屋鉄蔵

    続編を強く強く希望。
    2018年2月4日
    1巻あとがきより、『千載の犯した罪は・草薙の出奔した理由は過去は・次はどんな魂が千載を呼ぶのか・描きたいことが次々と湧いてきます(前後略)』
    この言葉がある以上、2巻で完結とは、思えない。思いたくない。
    岡田屋先生の中で物語はどこまで掘り進められているのかなぁ。「もう忘れっちまったぃ」と、千が語らずにいるのでしょうか。
  • ライアテア

    岡田屋鉄蔵

    ぜひ購読を、そして熟読を。
    2018年2月4日
    心ない人達の嫉妬と好奇にアイデンティティを傷つけられた、若いマニ。チャプター2の中表紙のマニ達の笑顔が眩しくて、悲しくて、読み返した時少し泣けました。
    少し駆け足気味にも感じますが、彼らの心の動きを汲み取るヒントはたくさんこぼれています。表面をサラサラと滑るように読むだけでは、あまり感動しないかも。
    岡田屋さんは、男性(の体)が大好きなんでしょうね。とっても美しかったです。……まぁ本編中、マニが頭に花をつけることはありませんでしたが笑。なんなんだろう、表紙のマニ。ゾムの写真集用でちょっとふざけてみたのかしら(そう思うとなんか愛しい)。
  • たぶんソレがラブなんじゃなかろうか。

    一十/オイナリ

    面白くなってきました
    2018年2月4日
    エチ大好きなへらへらクズビッチ、これがそう男前でもないというところが逆に生々しい。
    4巻で、この救いようのない受けの、鉄のビッチ魂に綻びが生じたような…
    だんだん面白くなってきました。
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