鍵のあいた鳥籠
」のレビュー

鍵のあいた鳥籠

富樫聖夜/佳井波

まるで紫の上のよう

ネタバレ
2019年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。
他の方も書かれていますが、光源氏と紫の上の物語を少し彷彿とさせました。
9歳の男の子が、生まれたばかりの赤ちゃんを見て、一生自分のものにすると宣言する件は、理解の範疇を超えていますが…それがエイドリックの狂気たる所以なのでしょうか。
イラストのミレイアが幼すぎてお話のイメージが壊されてしまい、本末転倒だなぁと、少し残念な気持ちになってしまいました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!