なかなか なかなか





2019年11月27日
やっと幸せになれた兄弟。と思いきや、読み終わってみれば、これでこのまま終われるのだろうか、、、と不穏の影が見えてくるようでした。かと言って後味の悪さはなかったです。艶やかにゆったりと展開していく物語、弟の真意はどこにあるのかと思っていたら、終盤、いきなりの展開にえ、え、えー!と二転三転転がります。スッキリ納得のハッピーエンドに安堵したのに、読み終えてみれば。その真実もまだ闇がある?全ては、兄に心を囚われたから、、。弟も、、。読書中だけだけでなく、余韻にも十分浸れ愉しめました。

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