この先は二人きりで
」のレビュー

この先は二人きりで

まちお郁

友人の気持ちが不明瞭だった

2019年12月2日
ノンケな筈の友人が何の抵抗も無く、主人公からの告白を受け入れ付き合い始めます。そこはまあそういう性格かと思い読み進めるものの、友人の気持ちが一向に見えてこない。友人に対する疑問以上に、「俺も好き」という言葉が一切無いのに浮かれていられる主人公が不思議で仕方無かったです。
そんな中中盤で早くもエッチに突入したので、全くついていけず驚きと共に困惑してしまいました。エッチがあるとしたらお互いの感情を擦り合わせて最後に…という流れだと思っていたので、、片方ノンケで恐らく2人共童貞っぽくて高校生で、いきなり?と。
友人の彼氏力やヤキモチも「好意を向けてきた相手に対する愛情返しや独占欲」以上のものなのか分かりませんでした。最後に打ち明けた告白OKの理由からすると、潜在的にゲイだったとも言えなくはないのでしょうが…やはり過程の描写で心情が見えな過ぎて。
2人の関係性等背景が無い上でのお話としては、自分には萌える材料が足りなかったです。高校生同士の自然な遣り取りはお上手でした。/全173頁※修正は白抜き
いいねしたユーザ14人
レビューをシェアしよう!