夢の終わりに、嘘を一つ吐きました
」のレビュー

夢の終わりに、嘘を一つ吐きました

唯純楽/涼河マコト

自分の好みには反するんですが

ネタバレ
2019年12月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローあるいはヒロインがお互い以外と関係を持つパターンは好きではないんですが、この作品だけはどうしても読んでしまいます。
女性騎士がヒロインのせいか、物語の背景に綺羅きらしさはあまりありません。文章も淡々としている印象。何よりヒーローの行動は理由はともあれやはり許せないし、辛い展開に胸を抉られます。
でも、ヒューマンドラマというか、心情の描写にぐいぐい引き込まれ、辛いのに読んでしまいました。
ほとんど甘さが無いせいもあるのか評価が分かれるようです。私は辛いのに泣きながら繰り返し読んでしまいます。
最後も賛否両論あると思いますが、個人的にはハッピーエンドで良かったです。
web版も追って読みました。その後の物語も書籍化して欲しいです。
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