このレビューはネタバレを含みます▼
表題作+番外編+あとがき+電子限定描き下ろし番外編収録。舞台俳優×脚本家・大物プロデューサー×脚本家の三角関係もの。割引キャンペーン購入。
「舞台そでの王様」全4話
脚本家・雨谷の舞台に出ることになった新人舞台俳優・越智。いつしか雨谷が気になる存在になったが、雨谷には大物プロデューサー・藪川という恋人がいて…。三角関係からの略奪愛なので、好みは分かれるかも。ただもっとドロドロ展開になるかと思ったけど、それほどではなくまとまった感が。遊んでいた藪川への気持ちが冷めていた…ということもあるな。藪川×雨谷のシーンもちょっぴりあるので、苦手な方はご注意を。まっすぐな越智にどうしても惹かれてしまう雨谷の苦悩、離れていきそうな雨谷に執着を見せ始める藪川、雨谷の全てが気になり出す越智…とそれぞれの心情が丁寧に描かれていて、落ち着いたストーリーがじっくりと楽しめた。描写は修正なしだか、エロは少なめ。
「番外編」5ページ
「あとがき」1ページ
「舞台のあとで」電子限定描き下ろし番外編24ページ
付き合いだして1年半後。描写は修正なし。