ハッピーエンドの先は
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ハッピーエンドの先は

桜庭ちどり

作家推しです

2019年12月22日
ちどりセンセの作品は、攻めはだだ洩れの甘さで、受けはややツンデレ気味のキャラが多い。この話も、攻めは年上の育が大好きで育を追いかけて数年をかけて一緒に暮らしている。普通なら、ここでハッピーエンドなんだよな。でもこの本はここからがスタート。育は本当に弘樹を自分に留めてもいいのかどうかの葛藤がある。果たして弘樹は自分と一緒にいて、幸せなんだろうか・・・センセの他の作品は両想いになったら幸せオーラが漂っているのが多いけど、今回は割とシリアス。でもセンセの持っている可愛いタッチはそこまで重くさせません。
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