特装版「親なるもの 断崖」
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特装版「親なるもの 断崖」

曽根富美子

辛く凄まじい生活

2019年12月27日
北海道の開拓地を開拓した男達、その男達に夢を見せる為に国の認定で売られる少女達。女郎も芸者も売られて泣きながら血を流しながら生きるのは同じ。こういう時代も実際にあったのだと、この本を読んで知って頂きたい。特に男性に。今でいう風俗や女を売るよりも凄まじい人生を送った人達がいて今の室蘭がある。女性はいつの時代も泣かされる立場から逃れられない。
セクハラという言葉が根付いても、今の日本は昔と変わらず男尊女卑だと私は思う。
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