このレビューはネタバレを含みます▼
錆びた夜でも恋は囁く→ほどける怪物→はだける怪物。シリーズ最終章。本当にたまらない。秀那にとってもかんちゃんは初恋なんだね、初めての感情に戸惑ったり全部を欲しくなったり。けどかんちゃんの部屋には弓との写真があって、それを剥がすことはできないと。それはかんちゃんにとって、弓にしてしまったことへの後悔や反省、過ちを繰り返さないための自分への枷。それを最後、アルバムにすることで思い出として前へ進むことができた。もう胸がいっぱいだし、弓も本当に良い子。弓がかんちゃんの笑顔を思い出せて良かったし、132Pかんちゃんが写真の弓を見てる表情がまたもう、もうたまりませぬ。秀那、かんちゃんのことたくさん笑顔にしてあげてね、と心から願わずにはいられない。こんな素晴らしい心理描写あり、そしてエロもたっぷり。さすがおげれつ先生です!