艶めく闇と溺れる光(合本版)
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艶めく闇と溺れる光(合本版)

沙槻

推理も甘々BLも両方盛り盛り

ネタバレ
2020年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLで推理モノは、推理かBLかのどちらかに偏りがちな印象ですが、
この作品は、どちらもモリモリに盛り込まれてるのがあっぱれです。

1巻からエロも甘々もがっつり展開、
かつ1巻で謎を散りばめ2巻で真相が分かるストーリーもばっちり。

個人的には推理:BLの割合が、
7:3とか8:2くらい(うちエロは1くらい)が好みなのですが、
これは5:5(うちエロが4〜5)な感じかな。

疑問に思ったのは、遠藤も主人公・小林と同じ体質を持っていて、
速水が記憶を無くしてから2年も側にいたのに、
速水が、なぜその“特効薬“を原始的な本能で求めなかったのか...。

あと描写が分かりづらいところがけっこうあり、
理解するのに難儀しました。
(例えば、1巻49ページで速水が幹部の女性にすり替わった描写がありますが、
同じコマに2人がいないので、最初なんだかよく分かりませんでした。)
1巻212ページ、2巻214ページ。
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