このレビューはネタバレを含みます▼
一見すると大作なんですが、中身がなんというか、うっすい。ヤクザの抗争も取って付けたようなエピソードで命の危険を感じるほどのハラハラ感はなし。それでもヒロインが彼を追い掛けてラブラブな感じになるところまではヨミホでもありサクサク読めました。敵対する組のお嬢がけしかけただけでなんで身を引いたのか、その辺からおかしな展開に。彼や彼の母親を人質にされたとかならまだ納得したんですがね。とにかくキャラクターの感情やエピソードの演出が上っ面な軽い読み物でした。でも一応ラストまで読めたので三つ評価に。